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外見によって判断する社会性に変化を与える方法

 

外見によるアドバンテージとディスアドバンテージを平均化させる方法は何があるだろうか。

 

顔色が良くて身体が丈夫だったり、顔が左右対称である人は健康で魅力だとか、出産が行える身体であるか、若くて子孫が残る可能性が高い相手であるか、子どもを守るような習性があるのか?を無意識に観察するのは本能的な価値基準としてあるとはまず考える。

その部分による無意識は否定せず、価値意識として薄めることを目的にする。

 

方法として考えたのは、

美人崇拝構造を変える

単純接触効果による広告塔として美男美女の登用をしない。これでは企業側からすればリスクとして見るかもしれない。現実的な所で考えるなら、美人と普通の間にある形の顔を主軸に広告塔に選ぶことかな。そして徐々に普通の人に入れ替えていくとかかな。機械学習によって製作された絶妙なモデルを登用するのも良いかもしれない。

 

美を相対化する

美しさとは、ある抽象概念を元に集められた集合体があって初めて個が評価される。

例えば、「和」というイメージに対する概念があり、その上で和的であると評価される訳だ。つまり、「外見による美しさ」という抽象概念が絶対的に近いのが問題となる。

この「外見的美しさ」以外の「外見的〇〇」という相対的で前向きな価値観を育てることが解決策の1つになる。

新しい価値観を作る、例えば「草食系男子」という造語も1つの中和要素になる。美しさ以外による価値基準を増やしまくれば良い。今まで感じていたけれど言語化されてなかった感情に名前を付けることがジリジリと目的に近づけれる。

 

外見下卑による笑い文化を衰退させ、ほか対象を笑い対象にする技術を磨き上げる

笑うという行為の本質は差別だ。それでいて、笑う行為によって活力を得られるのも事実だ。

「笑わせる対象を人の外見に固定する」ことで、対象になった人が傷ついてしまう。

中には笑われることを嬉しいと捉える人も居るだろう。けどここでは、その特殊事例は省いて考えていく。

笑いの対象を「人以外」にするという指針を多くの人に示すことで、それをよく広告することで、幼少期から理想のユーモア形が分かり、無意識の外見的差別を緩やかにすることができるかもしれない。

 

動画投稿者、SNSの発展によって「外見以外の評価軸」「美に似た美の概念」が知られるようになって、最近は昔よりはマシな気はしている。また次の世代がより洗練させていく気はする。