書評

「みかづき」読み終わった後に考えることが多い

三日月って、「新月へと向かう三日月(有明月だから三日月ではない)」と「満月に向かう三日月」のどっちもあるよね?って考えてしまって書評するのを迷ってました。満月に向かう方が三日月なんですね。本の絵もきちんと三日月が描かれてます。 みかづき (…

「姑獲鳥の夏」科学的に夢から目覚めさせる陰陽師

表紙でイメージした内容とは違っていた 高校の頃から京極夏彦の本を読もうと思っていた。その時は、仙人とか妖怪とかが出てくるファンタジーを読み漁っていたのもあり。その先入観から、妖怪や祟りを原因にした非科学的なナンチャッテ推理小説だと思っていた…

「白夜行」隠れた命題を探してみた

東野圭吾が原作の映画やドラマは観たことがある。けれど、小説を最後まで読んだことは無かった。ドラマや映画で観ている限り、彼の作るシナリオは面白そうだったので読んでみた。 白夜行 (集英社文庫) 作者: 東野圭吾 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2002/…

「グラスホッパー」生きる意味について考える

生きる理由が見つからないふたりの殺し屋と、冴えない復讐者が主人公の物語だった。「罪と罰」の引用が出て来たりと、作者の死生観を小説を使って伝えているようにも思えた。 小説には珍しく引用文献があった。「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」と…

「十角館の殺人」犯人の強靭なメンタルと体力

前回に続いて2回目の推理小説を読んでみた。 十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫) 作者: 綾辻行人 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/10/16 メディア: 文庫 購入: 30人 クリック: 87回 この商品を含むブログ (149件) を見る 時代背景が古いので考慮…

砂糖を多めに入れるか。まま入れるか。入れないか。

前回に続いて、本書で面白かった内容を自分なりの例に置き換えて説明してみる。 多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書) 作者: 坂井豊貴 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/04/22 メディア: 新書 この商品を含むブログ (44件) を見る 真ん中…

多数決するより、各自で得点を割り振る方が総合意見として優秀じゃない?

追加して言うと、ポイントを付けるときに制限を付けると1票の重さが平均化されて尚良い。 多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書) 作者: 坂井豊貴 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/04/22 メディア: 新書 この商品を含むブログ (44件) を見…

「社長失格」を読んで失敗談から未来で何をするか学んでみる

読む経緯 起業するのはリスクが高い。投資をするときも分散投資をしてリスクを分けるのがいい。失敗したとしても、別の投資によって最悪の場合は防げる。副業が上手く行き出して、それなりの収入が見込めるのであれば移行するのが妥当であろう。 そういう起…

「ファスト&スロー」経済学と心理学の目線を融合させた本

この本の著者は、心理学を専攻している教授でノーベル経済学賞を受賞したという経歴を持っている。違う分野からの意見を提供することで、特に行動経済学の分野の発展に寄与したみたいだ。 ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ…

アウトプットしまくろうと誓った日だった

書店に置いてあったのを衝動買いしてしまった。ボードゲーム制作を順調に進めている某氏の姿を見た後。考え事をしながら歩いて、近くにあった書店で買ってしまった。 衝動買いした後に内容を読んでみると、買わなくても良かったなあと後悔してる面もある。 (…

「漫画で分かるゲノム医学」を読んだ

遺伝子検査をしてみたい 自己分析遺伝子検査キット<GeneLife Myself2.0(ジーンライフ マイセルフ)>性格や能力など87項目を解析 出版社/メーカー: ジェネシスヘルスケア メディア: ヘルスケア&ケア用品 この商品を含むブログを見る ビッグファイブテストで…

「ホモデウス」を読んで

作者は、「サピエンス全史」で有名な歴史学者のユヴァルさんですね。専門家が、違う専門分野について語る時にありがちな偏見がないと良いなーと思いながら読みました。歴史学者の目線から見る、今後のテクノロジーと人間の未来を語っています。 内容は思って…

SF小説をはじめて読んだ「ソラリス」の感想

あらゆる感情の中で、畏怖の感情を持った時に脳機能が向上するという、科学的な事実からSF作品に触れるときに畏怖の感情を体験したい。 実際に期待していた結果になって満足ができた。※以下ネタバレを含みます。 ソラリス (ハヤカワ文庫SF) 作者: スタニス…

「自負と偏見」を読んだ

登場人物であるダーシーの性格型はINTJなのではないか。という記事が有って興味を持ち、「「高慢と偏見」を読むなら、おすすめの文庫はどれ? 各社版徹底比較! : 備忘の都」でお勧めされていた一番読みやすい翻訳を選んだ。 以下はネタバレが入ります。 自…

人間の共感ってすごいね

「共感脳:ミラーニューロンの発見と人間本性理解の転換」を読んだ。心理に関する約100個の論文から、共感をテーマに人間の普遍性を教えてくれた。実験の対象は主に人間を取り扱っていた。 ミラーニューロンとは wikiは便利だ。本の内容は実験内容について触…

「重力で宇宙を見る」を読んだ

宇宙に関する知識をあんまり持ってないから、入門書から読んでみた。次も入門書読もうと思っている。前に興味でて調べたM理論とか、超弦理論の本も読んでみるの面白そうだ。 重力をテーマに、科学会での有名な著名人をさらっと紹介しつつ好奇心を引っ張てく…

映画「セッション」の感想

レビューを見ると高評価押してる人多いけど、自分には響かなかったかな。酷評してるから苦手な方はブラウザバッグ推奨です。 これは映画の内容に関しての感想です。 映画を観終わった後は感動していました。が、「感動する=正しさ」ではないので、そこは気…

エストニア調べた

エストニアがIT立国と呼ばれているようなので、どのような国なのか調べたくて本を読んでみた。 エストニアを知るための59章 (エリア・スタディーズ111) 作者: 小森宏美 出版社/メーカー: 明石書店 発売日: 2012/12/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ…

コミュニティの話をする

5年後までにコミュニティを作りたい。現在はコミュニティに参加させてもらって、どういうコミュニティを目指したいのかを気づくきっかけにしたい。 そこでコミュニティ関係の本を読んでみた。 クリエイティブ・コミュニティ・デザイン 関わり、つくり、巻き…

近況を報告

8月15日から読書の習慣を再開します。 読書の習慣を延期し続けている状況です。 モチベーション維持のためにブログで意志を書いておきます。 延期してた理由 7月の中旬から夏風邪をひいて休養に時間を当てていました。7月の末にレポートが出題されて、体調…

ことばを使いこなすイギリスの社会

この本は著者が過去のイギリスでの滞在を生かした.著者による洞察である. 伝記のようであり,イギリスを「言葉」をテーマに聞いた話や自分の経験を通してまとめようとしている. ことばを使いこなすイギリスの社会 作者: 山本麻子 出版社/メーカー: 岩波書…

脳を最適化する」を読んで

脳に良い生活習慣は、緊張感のある楽しい交流を味わうことだってさ。 今回はマインドフルネスは省きます。 脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド 作者: アルバロ・フェルナンデス,エルコノン・ゴールドバーグ,パスカル・マイケロン,山田雅久 出版…

長期的な楽観を持とう

緩やかな、徐々に変化するポジティブ思考は良い一面を持っているのではないかと見てる。また、ネガティブであっても良い一面を取れるので、使い方次第だと見ている。 急激な変化とか、落ち続けるネガティブな思考が避ける対象かな。 この分野は発展途上では…

カナダから移民について学ぶ

日本が移民を更に受け入れるなら 日本の人口減少について気になった。そののちに、移民政策によって人口減少の緩和を促す方法があることを知った。 人口減少を改善する方法で可能性があるのは、 テクノロジーによって人手不足をカバーする:企業向け 移民を…

エルメスの日本支社代表に学ぶ

エルメスの文化を語ってくれる。ブランドを作るときに参考となるだろう。 エスプリ思考: エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る 作者: 川島蓉子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/04/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 種類を豊富に…

ココ・シャネルの伝記読んだ

生き方が強烈すぎてどこを抽出したらいいのだろうか。どん底を味わっているからこそ、予想がついてリスクを受け入れられるのか。 ココ・シャネル 時代に挑戦した炎の女 (FIGARO BOOKS) 作者: エリザベート・ヴァイスマン,深味純子 出版社/メーカー: 阪急コミ…

「選択の科学」を読んだ

選択と言われると、なるべく系統だって行いたい。買い物に行くときは先に買うものを決めてから店に入る。前は時間がかかっていたけれど、意識して直してからは選択に時間がかからなくなった。 選択の科学 作者: シーナ・アイエンガー,櫻井 祐子 出版社/メー…

「頭のでき」を読んだ

頭の良さは遺伝なのか。環境なのか。現在はどちらの影響もあると考えられている。この本は、遺伝だと諦めずに環境を良くしていこうという目線を持たせてくれる本だ。 心理学者が書いており、学校教育や自主学習の方法へのヒントが得られた。 頭のでき―決める…

会社レベルで残業ゼロにするための本読んだ

残業をどう減らすか。このテーマで本を探して読むのも有りかもしれない。書いてあることは会社を運営する人向けの話だった。 会社選びをするときに、会社の方針を見るために役立つ知識になるかなと考えている。 図書館を利用するようにしてからは、本屋では…

お勧めの本

2018/4でのお勧めを紹介します。 逆転! 強敵や逆境に勝てる秘密 自分が相手に対して明らかに劣っている場合、奇襲方法で挑むと勝利する確率があがるという実例を挙げています。読むと、諦めずに策を練ろうと思えます。 ソクラテス われらが時代の人 ソクラテ…