メニュー

映画

人間は分散型管理される「マトリックス」

解釈書いとこうと思ってカキカキ。「利己的な遺伝子」という本を読むのから、読書生活が再開したと言っても過言ではないので、懐かしい一冊と共に「マトリックス」を解釈していく。 リチャードドーキンスの「利己的な遺伝子」の視点から解釈*1 遺伝子にとっ…

ストレス発散と愛の形「クイーンズ・ギャンビット」

ネットフリックスのクイーンズ・ギャンビットを観た。 良かったところ 異性でも友達でいられるのか?という問いを考える時に良い思考実験。答えは雰囲気とどう付き合うかだろうな。「飲める酒が目の前にあって、そういう気分になったら、どんな基準で飲むか…

お金について考えてみる「億男」

※また書き直すと思う。取り敢えず思ったことと考えたことをメモしておく。 億男 発売日: 2019/04/08 メディア: Prime Video 前半は映画の感想を、後半はお金について考えたことを書いてみる。 映画の感想 面白かった。 主人公は3000万円の借金をしていて妻と…

表現方法がかっこよかった「ブラックハッカー」

ハッカーが現代の魔法使いのような描かれ方をしていた。ネタバレを含めて感想を言っていく。 ブラック・ハッカー(字幕版) 発売日: 2015/03/25 メディア: Prime Video 作品の中で描かれるハッカーのイメージは、ゲームのウォッチドッグスのイメージが先にあっ…

本当の自由とは?「ウエストワールド」

SF映画を観て、SF小説を描くための糧にしようと思っている。SF小説を書きたいのは、ファンタジー小説の構成ばかりを練っていたので味替えをしたいのと、好奇心の幅を広げるために便利だと思っているからだ。SF関連で興味を広げると、工学分野、心理学分野、…

生きがいに救われる「ずぶぬれて犬ころ」

友人に誘われて町の映画館に行った。映画館で観ること自体が稀で、大型ショッピングモールにある映画館しか知らなかった自分としては、嬉しい機会だった。 映画館内で見ている人の中には、映画に出演している人が居たり、その友人の演劇仲間が居たりと、イン…

音楽は記憶を閉じ込める結晶「はじまりのうた」

何でか知らないけど感動してしまった。言語化出来てないのが不思議だ。考察したかったのでやってみる。 はじまりのうた BEGIN AGAIN(字幕版) 発売日: 2016/02/10 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る ライブハウスで弾き語りをしている人の姿…

「イミテーションゲーム」偉業よりも大切なものとは

Amazon primeでイミテーションゲームを観た。主人公役を務めたベネディクト・カンバーバッチは、MARVELシリーズのドクターストレンジ役をしていて、カッコいい役が印象に残っている。この作品ではまた違った役のイメージが見れた。 イミテーション・ゲーム/…

「マスカレードホテル(映画)」いい意味で、狐に化かされて得した気分だった

今まで、推理ジャンルを好んで観ることは無かったのだけど、 september36.hatenablog.com 前回に観た推理映画に感動して推理ものへの敷居が低くなった。 更に、刑事ジャンルをほとんど観ない中でも、唯一最後まで観ていた「新参者」のドラマは「マスカレー…

「ビフォアーサンライズ」永遠の愛を実現させるためには?

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)(字幕版) 発売日: 1995/01/01 メディア: Amazon インスタント・ビデオ この商品を含むブログを見る 昔の人が考えて、受け継がれる話には現代にも活かせるヒントが入っている。デートをしながら、人生や愛…

「奇蹟がくれた数式」天才数学者の一生を描いてた

彼の死に「待ってくれ」という思いが錯綜したので、そういう意味で感動した。揺れ動いた。 kiseki-sushiki.jp アイデアとマインドフルネス ラマヌジャンにとって、見える数式は神の啓示だったんだろうか。毎日朝に行うお祈りは、マインドフルネスと同じで閃…

「ボヘミアン・ラプソディ」奇才パフォーマーから得られる共感と戒め

これから知りたい人やファンに、ダイジェストでクイーンの良さを伝える映画かな。話に共感して感動するよりはライブを観て楽しんだ感じに近かったかな。共感する部分もところどころに詰まっていた。 屋敷よりも人に 喉を大事にしてくれい 独特な歌い方 映画…

「オリエント急行殺人事件(2017)」思ってもなかった最後の展開が癖になった

www.foxmovies-jp.com 前よりも推理もの小説読んでみたくなった 話が奇麗に終わった。騙されて良かったわと思えた映画だった。何回か観たいかな。忘れた頃に見ると感動が蘇ってきそうだ。 推理ジャンルは嫌煙してた節があったけど、この作品を観て興味が湧い…

「グレイテストショーマン」の感想

www.foxmovies-jp.com ショーを観た時の興奮に近い。ダレンシャンを読んだときの感情に近かったかな。もっとファンタジー要素ありありだったけど。小学生の頃に行ったサーカスのうる覚えの記憶も思い出した。映画で、サーカスを観てる気分だった。 公式サイ…

映画「アデライン、100年目の恋」の感想

※ネタバレを含みます。 filmarks.com 不老へのひとつの解釈 なるほどねええ。心理構造が複雑ですね。不老に関する捉え方は、人それぞれなんだなと思いました。愛に生きるのだ。か。不老でも愛に生きれそうだけどな。死に別れるのはやっぱり辛いのかな。 不老…

映画「世界一キライなあなたに」の感想

※ネタバレを含みます。 上手い皮肉やブラックジョークを言える人は、言語知性が高くてストレスを抱え込みにくい。そのため、他の人に対して攻撃的な言動を取ることが、言わない人よりも少ないみたいだ。 イギリス人は皮肉を言うイメージがある。「言葉の使い…

インターステラー」感想

※ネタバレを含むのでまだ見てない方はブラウザバックをお勧めします。 友達が貸してくれた映画、インターステラーを視聴した。 監督を務めたクリストファーノーランは前に興味があって知っていた。16性格診断テストで、同じintjグループだったので調べてた…

パッセンジャーを観ました

映画のパッセンジャーを観て自分の中で考えたことを書いていきます。ストーリを知ったうえで読むのをお勧めします。 分かりやすかったブログのリンクを置いておきました。 全体を通して監督が視聴者に伝えたかったことを考えてみる 別の答えがあるのではない…

メディアリテラシーで考える「帰ってきたヒトラー」

映画を観て感動したー、考えさせられた。 最近はメディアリテラシーについて考える機会がありました。 その上で感想と考察を書いていきます。 getnews.jp 『帰ってきたヒトラー』(かえってきたヒトラー、原題:Er ist wieder da 「彼が帰ってきた」)は、テ…