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「なぜ分かっていても実行できないのか」を読んで

 

この本は次の哲学カフェのテーマと似ていたので読んでみました。企業が知識を知っているのに何故できないのかを統計データから追及している本でした。ハーバードのビジネススクールの教授で経営学を教えている人です。

なぜ、わかっていても実行できないのか 知識を行動に変えるマネジメント

なぜ、わかっていても実行できないのか 知識を行動に変えるマネジメント

 

簡単にまとめると、

  1. シンプルにルール作りをする
  2. ルールと目標を合わせて計画を立てる
  3. 社内での競争を奨励しない
  4. 働いている中での恐怖を取り除く
  5. 知識を共有できる文化を育む

この内容が入ってました。345で言っているのは、協力的な文化を育もうという言葉にまとめられる気がする。3でも互いに切磋琢磨する関係なら良しとしている。相手をおとしめる行為に言及していた。

シンプルにルール作りをする

社訓が多すぎる企業は把握するのに苦労しますね。

「その言葉は独立していて他の言葉と対等なのか」「その言葉は、どの言葉に含まれているのか」と言った、ルール同士での関係性がハッキリすると多くても理解しやすくなります。

シーナ・アイエンガーさんが行っていた研究の、多すぎるジャムと限られたジャムでどちらが多く売れるのかを思い出しても、少ない選択肢にしていた方が良いように思いますね。実験結果から、最大値は7±2のようでした。

世界企業ランキングで上位に入っているトヨタの社訓は7行だったりする。トヨタ | 基本理念

選択の科学

選択の科学

 
 ルールと目標に合わせて計画をする
  • 過去のやり方にこだわらない
  • 評価基準をルールと目標に合わせる
  • 問題を話し合っただけで、やった気分になる

 

 小さなグループリーダーでも使える知識が乗ってました。お気に入りの本に入りますね。

 会議の理想的な方法とかでは下も参考にしたらいいと思う。

yuchrszk.blogspot.com

またまた性格診断テストした

去年の9月と比べてみる。

 

september36.hatenablog.com

september36.hatenablog.com

 

今回もINTJだった

気質とアイディンティティのパラメータ値が中間地点になっていた。 左が前前回の診断で、右が今回の診断だった。この性格診断が良いと言われるのはパラメータで性格を表している点なので、活かして考える。

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より内向的になっている

社会人サークルに参加させてもらっている身として、自分は内向的な性格なのだと実感しているかな。外出した後に、一人で考えたり情報を整理する時間が多く欲しいと強く感じるようになった。整理されないままイベントが進んでいくとNo wayな気持ちになる。

一人で考える時間の長いと創造力が付くから、活かして面白いボードゲームを作りたいね。

人間関係を良くするには外交的であるか内向的であるかは関係なくて、一緒に同じ物事を成し遂げたどうかに比例すると知ったから、別に外向性を伸ばさなくても良いかなと思っている。自分を表現する方法を持っているのは大事だとは思っているけどね。

仕事でも役割分担を意識して、成果を出すことに目を向けたらいいんかなと見てる。

論理から道理寄りになっている

気質がこれから道理型になるとinfj「提唱者型」の性格に分類される。

https://www.16personalities.com/ja/infj

ずっと真ん中で良いと思ってる。論理を重視しすぎても道理を無視しても物事は進まないし。バランスよく感性と理性を同時に磨きたい。

 

内向性と外向性が中間に位置する人は、どちらの気持ちも理解できるからコミュニケーション能力が高い。同じように、中間地点である特徴を上手く利用することを考えてみる。

アイデンティティで、自己主張が伸びている

前よりも思ったことを自由に発言できる場所を増やしたからだと思う。発言するのが楽になっている。

とは言え

こうなりたいと思ってはいても行動が性格を変えるし、達成したい目標の方が大事かな。性格は後からついてくると見なしていこう。

癒しのある生活への作戦を練る

哲学カフェで得た着想から考えてみた。テーマとは違う内容なんだけど、関連で思いついた。「癒し」をブログの仮題にしているのに触れないのも心残りでもあった。

いままでの計画

  • 1年間での目標
  • 2022年までの目標
  • 5年後の目標
  • 30代で達成していること
  • 60歳で周囲にはどんな人がいるのか何をしているのか
  • 100歳でどんな生活をしているのか

書き込んでいるノートの一覧だ。これは中学の頃からしていて、「惨めな20代の自分へ」という歌い文句で書いたのは懐かしい。確立した生き方を見つけるのが目標だった。その願望に対して一応は答えられているように思う。模索する方法を手に入れてはいると思っている。

年単位での計画を立てるのは、一日では解決するのは不可能だと思っているからで、目標は複数に分かれるからだ。人間の構造的に「感性」と「理性」の欲求と日常の必要を満たしてやらないといけない。植物の水やりのようなものだと思っている。

そこで癒しである感性のメンテナンスを計画にいれようと思った。挑戦するための癒しだ。

癒されるとき

漠然と癒しが足りないように感じる。癒しのある生活とは何なのか挙げてみる。

自分が落ち着ける空間

山に行って涼むのとかが良い。木陰がある落ち着いたベンチとかでたそがれるのも良い。川辺の芝生で寝っ転がって、空をただ眺めるのも最高だ。

表現する

絵を描いた後のすがすがしい気分とか。好きな歌を上手く歌えた時の気持ち。日記を書いた後の気持ち。:統計では、日記に複雑で繊細かつ前向きな内容を書いている人の方が長生きしたという情報もあったりする。詩的な一面も磨くのが良いのだろうね。

スポーツをする

 長時間のウォーキングをする。水泳で無心に泳ぐ。

どうやって増やしていこう

試してみて合うかどうか確認する

鍛えられた直感は信用に値するけれど、鍛えていないのであればtry&errorで試してみるといい。癒しが増える挑戦なのでさいごは癒しの方が余るようになる。

リスクが低い中で、癒しが得られると思ったら挑戦してみるといいかもしれない。リスクも感覚ではなく考えてみるのが良いかもね。

地理、経済、時間の効率が良いか

地理的に遠い場所だと、癒しを増やすにしても日常的に時間が取られてしまう。短い時間で行けてかつ癒しの効果を最大限に受けたい。癒しがあるのを知るのは良いんだけどね。

コスパが最高で地理的にも問題が無い、癒しのスポットや手段を多く手に入れたい。

あとなんかもうひとつ...

思い浮かばない。3つ挙げたかったけど思いつかないね。前の目標の最期を続けている感じかな。進捗では、学生証があれば無料で入れる身近な美術館の存在を今更知ったね。(笑)

 

september36.hatenablog.com

 

震災ボランティアに行っての感想

震災ボランティアには行ったこと無かったので貴重な体験だった。前回行った時にも記事を書こうとしたんだけど、モヤモヤ感情が整理できなくて書いてなかった。

ボランティアで気づいたこと

共感していこう

ボランティアでは一時的にチームを組んで一緒に作業を行う。そこで、自分は話してすぐ仲良くなるのは難しいと感じた。相手の感情に共感するとか、気づくことが大切なのかもしれない。そのためにユーモアを考えてみるとか、喋りの語尾を真似てみるとかかな。体験が多いと、体験に関する話で合わせられるのも利点が多いと思う。

体力を増やそう

体力不足が目立ったかな。体力が一番増える時期の小学生で太ってたし仕方ない。体力を徐々につけよう。毎日運動しないと意味なかったわ。

有酸素運動を毎日行っていきます。風邪にならない丈夫な身体を作ろう。水泳の他にも有酸素運動を毎日入れていく。

時間を有用に使おう

ボランティアで色んな都道府県の方が来ていて、人生の在り方を考えさせられた。自分の時間を大切にして、誰かの部分を補えるような成果を出そうと前向きな気持ちになれた。

毎回、ボランティア活動が終わった後にモヤモヤした感情が残る。もっと効率よく震災被害を受けた場所を修復できる方法がないのか悩む。長期間で修復をしていくけど、もっと簡単で最速で安全で治せる方法を探したくなる。ボランティアの現場では、作業する側が今までよりも作業がしやすいように徐々に手配されていた。

実際する仕事での最適ルーチンを知りたいのもあるし。震災の復旧システムの改善点を探したくなる。例えば、必要なところに人員を配置出来たら、作業効率も精神的疲労も少なくて済むみたいな。経験者の知恵を広めておいて、作業を少ない力で同じ成果を出せるようにしたり。数秒の差だろうけど、長期間行う念頭で考えるなら悪くないように思う。

日頃で何気なく使っている数秒への感覚の差を感じた。

「重力で宇宙を見る」を読んだ

 

宇宙に関する知識をあんまり持ってないから、入門書から読んでみた。次も入門書読もうと思っている。前に興味でて調べたM理論とか、超弦理論の本も読んでみるの面白そうだ。

重力をテーマに、科学会での有名な著名人をさらっと紹介しつつ好奇心を引っ張てくれる良書だった。この本の内容でSF映画インターステラーに触れられていたので、著者も観てたのだろう(笑)

重力で宇宙を見る

重力で宇宙を見る

 

 

重力波は時空を歪ませることが出来る。重力は物質が密集することで生まれる。面白いよね。この動画の実験風景で布を時空として考えているのが理解しやすい。

 

www.youtube.com

重力波について

惑星がぶつかってブラックホールになり中性子星を作る。その際に出来た残りカスが、重力波として四方八方に飛散する。

アインシュタイン一般相対性理論で、だいたいの現象を説明できるけれど、実際の重力波の観察には誤差が含まれているので、重量波の観察がこれから2020年2030年で精度が良いものが出てきて、アインシュタインの式が正しいか正しくないか分かりそうだ。

重力波の観察にはレーザーが用いられていて、つい最近にレーザーの仕組みを学校で学んだ身としては関連があって面白かった。

誤解してたこと

暗黒物質と暗黒エネルギーって別ものなんだね。

映画「セッション」の感想

 

レビューを見ると高評価押してる人多いけど、自分には響かなかったかな。酷評してるから苦手な方はブラウザバッグ推奨です。

これは映画の内容に関しての感想です。

映画を観終わった後は感動していました。が、「感動する=正しさ」ではないので、そこは気を付けていきたいところです。それと流れている音楽自体はとても綺麗でした。また教師役を務めていたシモンズさんも圧巻の演技でしたね。最後のシーンは確かに緊張しました。

 この作品は「LALALAND」でも知られるデイミアン・チャゼルによって監督された。「LALALAND」同じく、この人の作品はフランス映画をリスペクトしている側面があるので、映画を観た後の感情や余韻を楽しませたかったとみてます。その面ではきっちり表現できていたと思います。

考察を入れていくと、この作品はリアルサスペンスホラーのジャンルに入ると思います。

session.gaga.ne.jp

 

言いたいことは、この本が言ってくれてます。知識は使い方を間違えたら人を傷つける。知らなくても傷ついてはいるけど。

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

 

どうやったらいい練習が出来るのか

練習にはモチベーションが必要だけど、それは情熱というよりは習慣というのが正しい。前にやっていたから癖でやっているという発想だ。

また練習には適度な緊張感とリラックスした中で集中することが大事だ。不安の気持ちが有りすぎたり緊張し過ぎると、本来の集中力が使えなくなる。

その道で卓越した才能を持つためには、集中力が極度に上がった状態のフローが欠かせない。この状態になると、周りへの注意が消えて動作にだけ集中できるようになる。この感覚を覚えることで通常よりもはるかに高い精度の成果を出すことが出来る。

そういう意味では、この映画では集中力を高めるための癖が主人公にはあったと言える。

入団の儀式、カルト

人間には厳しい逆境を乗り越えて得たものは、価値があると見なす性質がある。それによって、人類は厳しい環境下で生き残ることが出来た。

「厳しいことがある→乗り越える→良いことがある」

という形を取るときに、その厳しさを肯定する節がある。人間は一貫性を持っていたいと強く願うから、全ての課程が大事だったと思うことは自尊心や自信へと繋がる。

それが間違った形で安定することがある。カルトで入団する際に集団でリンチを行って入団を許可させる場合がある。入団する者は「厳しいことがある→乗り越える→良いことがある」の思考スイッチが入って、組織へ精神的に愛着を持つようになる。公的な手法で何度もサークルは解体させられるが、以後も水面下で出来てしまっていたちごっこになるみたいだ。

厳しいだけの指導を経験した場合、印象には残りやすいがあんま意味ない。印象に残りやすいが故に継承されやすい。理知的に制御していくしかない。

過労死で亡くなった方、学校で体罰を受けた方を考えても、これを賛美するのは時代錯誤ではないかな。それと、成果には精神的圧力ではなく極度の集中力こそ大事だとみんな知って欲しい。そのためには精神的な安定感がいる。

良いチームの定義とは

良いチームは互いへの好適なフィードバックが多く飛び交っている。ビジネスで賞賛されるのは、1つの指摘に対して4つのほめ言葉というように、チーム内での団結感が大事だと言われる。

監督が経験した高校の部活体験から着想を得ているようだけど、罵倒が飛び交うシステムは教師としてどうかしている。好適なフィードバックと、集中しやすい環境下で伸ばすしかないさ。ちなみに、テニスで活躍した大阪なおみ選手のコーチは好適なフィードバックが多いみたいだね。

「なおみには純粋な心」自信与えた若きコーチ : スポーツ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

大坂なおみとサーシャ・バイン。初タイトルに敏腕コーチとの出会い。 - 女子テニス - Number Web - ナンバー

 

エストニア調べた

 

エストニアがIT立国と呼ばれているようなので、どのような国なのか調べたくて本を読んでみた。

エストニアを知るための59章 (エリア・スタディーズ111)

エストニアを知るための59章 (エリア・スタディーズ111)

 

 この本ではエストニアの歴史や特産や伝統の現状が知れた。もっとエストニアのIT立国としての話が読みたくなった。ので追加で読んだ。

未来型国家エストニアの挑戦  電子政府がひらく世界 (NextPublishing)

未来型国家エストニアの挑戦  電子政府がひらく世界 (NextPublishing)

 

 エストニアは役所手続きをすべてITで行えたり、買い物でのキャッシュレスが進んでいる国だと知れた。また、文化的な側面や経済的な側面での問題や課題が残っている国なのだと知れた。EU参加国で、男女の経済格差が一番大きい国とも言われている。世界ランキングで見たら日本はエストニアよりも格差が大きいけどね。

 

また電子国家として成立するには、ITに慣れていない人の数がネックになるように感じた。

エストニア人口ピラミッドは日本と同じように釣り鐘型をしている

https://www.populationpyramid.net/ja/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A2/2016/

 日本、生産年齢人口割合[15~64歳人口]

https://ecitizen.jp/ssds/Indicators/_A03502

エストニア

生産年齢人口(15~24歳) 11.2%
生産年齢人口(25~64歳) 54.7%

エストニアの人口 - 世界経済のネタ帳

 

エストニアの面積は九州と同じくらいで、人口は沖縄よりも少ない。そういった面で行政のサービスを実施するときに、県ごとでの対応が個々で決めやすいメリットがある。

という個人の意見で読んでたんだけど、情報処理は多数の方が効果を発揮するから、日本こそ導入してみる価値はあるという切り返しが有った。人数ではなく割合で見たら出来そうな気もする。生産年齢人口割合は同じくらいだからね。

セキュリティに関して

 エストニアでは電子署名を導入している。はんこや紙の書類よりも偽造が起きにくいと言われている。日本ははんこを持ってないといけない訳だけど、サインで済ませれるのは便利だね。

  • 公開鍵暗号使ってる
  • 海外のサーバにデータのバックアップ取ってる
  • DOS攻撃(通信機器に無意味なデータを送りまくってパンクさせる)で一時的に使えなくなくなった過去がある:これは結構恐いと思うんだけど
  • ICTカードが個人認証として使われている

 

 実物が偽造されるのと、IOTの資料が偽造されるのどっちがセキュリティ面で優れてるんだろうか。作業効率で言ったら断然ネットの方が良さげだから、移行して作業効率の手間を省いた分を良い政策に分けてほしい気持ちはある。

 見やすい資料をデータで渡されて記入したら、前に手書きで書いていた資料と同じ内容を書いているだけだった。のような機能も入れれそうだし。

面白かった政策

政治家の給料が、市民が貰っている平均給料の4倍以下になるように変動する
政治家は、議会で使う資料をPCで閲覧する
医療機関では個人認証が出来るので、薬手帳や検診結果もネットに保存されている。定期的に必要となる処方箋も、医者のネットでの許可で薬局に直接薬を取りに行ける。

インフラを最適に自動化して運用したいな。