淡々と読書する日々

日常と読書から得られる気づきをまとめます。挑戦と癒しのある日々を作ろう。

アイコンのデザイン

 
イラストの話題です。ブログでイラストについて挙げることは少ないと思います。1年に1回あるかどうかかな。
アイコンのデザインに飽きたので、描きなおそうと思った。その前に何を伝えたいキャラクターなのかを考え直していた。
アイコンを描く前にどんな印象を組み込みたいのかまとめる
作った当初の トチ という名前からは
  • 不動産価値のような、一見お金には見えない金銭価値を知りたい
  • 自然の摂理のような、立地条件や環境による影響を知りたい
  • 大きく揺るがない土地のような人間になりたい
という意味を込めている。
それに対してベースは以下のようにしたい
  • 知識と経験
  • 感性と理性
  • 質と量
こういう抽象的な対を自分の中でイメージとして持っている。
これからのキャラクターに求めているデザインをイメージしてみる
  • 全体を通して見えるフォルムがスタイリッシュ
  • 部分的に繊細な表現
  • 線と色はシンプル
  • しっかりした着色:畏怖を感じてみたい
  • 気楽さを誘う小物:休息を求めている
  • 博識そうな顔:知識を求めている
これだと有り触れてるんだろうな。ファンタジー要素から卒業したい。SFに移りたい。そのために、積極的に闇とか宇宙と言った神秘的な黒を表現出来るようになりたい。敵や悪の象徴ではなく、はじまりの宇宙を連想させたい。
宇宙は少し青みが掛かっている黒が欲しい。白に近い黄色で星を作って、その中で考えている人間を描こう。
実際に描いたやつ

f:id:september36:20180721222558p:plain

描いた後に絵を改めて見ると、欠点が見えてくるので批評しておこう。 
  • 動きが欲しい:スタイリッシュさが欠けてる
  • 帽子を複雑でシンプルなものに変える
  • 身体を透かしている部分にも影と光が欲しい
  • 何なら手とか描けば良かった
  • 小物描こうと思ったけど描けなかった
どうしても動きのある絵を描くのが難しい。パッと人が取る形が思い浮かばない。好きなポーズとか探してみよう。
それと陰気臭さをどうしても感じてしまう。黒い宇宙だからこそ、白い宇宙服が生えるのを見習って白さを使いたいな。
SFの絵を描く案について
あと前に描いたの乗っけとこう。ファンタジー世界の絵をよく描いてたから、どうしてもSFライクに変わりづらい所がある。SFの方が読書との兼ね合いでも良いから変えたいんだよな。ファンタジーの絵を描きなれてファンタジー好きなったところあるし、SFの絵を描いてSFに興味を持つのはありだな。

f:id:september36:20180721223555j:plainf:id:september36:20180721224158p:plain

 没アイコン:本を持たせようかと思ってた

f:id:september36:20180721224626p:plain

手の絵:高校の美術を思い出して描いた。
腕のところにもっと光が当たっていても良いはず。

f:id:september36:20180721225337p:plain

気に入る絵を描くのは難しい。
ボードゲームを作るときにもアイコンを描きたいんだけど、その場合だと一枚一枚に時間をかけてられないから安価な絵を量産できる腕が欲しい。

インターステラー」感想

 
※ネタバレを含むのでまだ見てない方はブラウザバックをお勧めします。
友達が貸してくれた映画、インターステラーを視聴した。
監督を務めたクリストファーノーランは前に興味があって知っていた。現代の心理学で正しいと言われている16性格診断テストで、同じintjグループだったので調べてた。(最近やったらentjだったけど)

感想

物理学の世界では、私たちの生きている縦横高さの3次元に時間を加えた4次元の世界以外に、5次元、6次元と別の次元が存在しているという理論があります。私たちはその存在を見ることも聞くこともできませんが、なんと重力だけは次元を超えることができると言うのです。将来、重力波の観測が進むと、地球に届く重力波が予測よりも少ない事実がわかるかもしれません。それが重力波が別の次元にしみ出している証拠になるのではというのです。

SF設定について
重力は唯一の通信手段になるというのも知っていたから、はじめのポルターガイストシーンとの繋がりも理解できた。
ブラックホール内に入るとどうなるのかは未だに分かっていなくて、通常だったら質量が密集し過ぎると重力が強くなって、物質が小さな粒子になって消えていくというのを聞いたことがあるんだけど、それとは別の理論や考えでのSF設定だったのだろう。
ブラックホール内に更に宇宙が広がっているとする話では、時間の流れが遅くなるから宇宙人がブラックホール内の惑星に隠れている説を思い出してわくわくする。
 
自然の畏怖を感じさせる場面があったのも個人的に良かった.
劇中でもマン博士が語りながら攻撃してくれるシーンでも似たようなことを言っている.
重力の影響で大きくなった津波に飲み込まれるシーン,宇宙船を繋げるシーン,最後のポルターガイストで意思を伝えるシーンあたりが,人知を超える畏怖を感じさせてくれてよかった.思い出しても緊張する.
人間の感情である「畏怖」だけは,人間の知能を向上させてくれる特殊な性質があるから,映画を見た後に賢くなっているかもしれない.多分(笑)
 
タイムパラドックスについて触れるとこの映画の理論が崩壊しそうな気もする。”They”は人間なんだろうけど、どの世界線の人間なのかが謎だ。5次元空間を扱えるようになった人間は、別世界の人間も助けるように行動しそうな気もする。崩壊する地球に最大級の干渉をしたのは特異な重力波だったから、この話に登場していない"They"こそが主人公だったという見方も出来る.
 
色々な角度で楽しめると思えた。一つの角度で楽しむのでは無く総合して楽しむのが、クリストファーノーラン作品を楽しむ秘訣かなと思えた。
政治的なメッセージについて
頭が良い娘とは熱く結ばれているけれど,あんまり頭良くなくて意地悪な息子には触れていないように感じたけど,マーフィーがNASAに勤めているのも関係しているんだろうか.大人になった時にマーフィーの方が経済的に恵まれていて,病気の医者に診てもらえるお金があるのも対照的だ.映画の冒頭にあった先生の面談からは,幼いころに頭が良くないとチャンスが無くなってしまうのは可哀そうだという,アメリカのIQ重視教育に対する疑問のメッセージにも見れる.
父は技術者だけど重要がないと切り捨てられているシーンが冒頭にあることから,科学者重視のアメリカ文化にも触れてるのも見て取れた.日本は逆に技術者を歓迎して科学者を冷遇する文化がベースにあるようにも思う.ここら辺は国柄の事情なのかなと見ていた.
エンドについて
  • クライマックスの、愛という記憶や信用を頼りにポルターガイストを使って娘にメッセージを送信するシーン(プランAを娘が遂げる)
  • 最後にアメリアが到着した、アメリアの恋人エドマンズ博士がメッセージを残した惑星で、プランBを遂げるシーン
どっちも成功しているんだけど、アメリアは1人残されていて、娘は自分よりも歳老いていて今にも亡くなりそうなのだ。
 
完全に良いハッピーエンドという話ではない。この残されたモヤモヤ感を消化するにはどうしたらいいのだろう。むしろ、このモヤモヤ感を伝えたかったという見方でも良いのかもしれない。人生は完全なハッピーエンドばかりではないよというメッセージかな。
 
だからこそ"They"が主人公で、「映画の人々を助けてくれ」と言う神目線の考察も出来そうだけどね。
別の見方
参考記事で書かれているように、キリスト教を知っている人に対して送った裏メッセージもあるようで啓発的な作品でもあるらしい。裏設定入れてる作品は,ドストエフスキーの「罪と罰」を知ってるくらいかな.
マーフィーの法則とか,産めよ増やせよ,と言った名言(迷言)を入れてくるからメタファーたくさん入ってる映画だったね.

ことばを使いこなすイギリスの社会

この本は著者が過去のイギリスでの滞在を生かした.著者による洞察である.

伝記のようであり,イギリスを「言葉」をテーマに聞いた話や自分の経験を通してまとめようとしている.
ことばを使いこなすイギリスの社会

ことばを使いこなすイギリスの社会

 
科学的なエビデンスやデータ量というのはあまり出てこず,書かれた年代もイギリスがEU脱退前のものだったりするので参考程度に読んだ.
とは言え,イギリスの移民に対する意識が読み取れる.どういう経緯がイギリス内であって,移民を考えているのかがとらえやすくなったかもしれない.たとえるなら,真っ白だったキャンパスに印象的なぼやけた絵が描かれたイメージだ.
 

イギリスの言葉について

  • please,thank youを大切にする
  • 職業的な身分に関わらず,言葉を扱うのは対等である
  • 常に丁寧な言葉で,相手の意思を伺うような方法
  • 何か失敗を犯しても,周囲は執拗に追及はしない.本人は言い訳をきっちりと言えるようにする
  • その時の失敗は事実として残ればよい.それよりも今後の関係のほうが大事

日本では本人が言い訳をして,それを周囲が認めるというのが捉えにくい価値観かもしれない.その場が収まればいい,今後も一緒にやっていきたいという発想が面白い.

日本であれば失敗した者は反省と謝罪を求められる節があるように感じる.そして周囲が場合に応じて,本人の代わりに言い訳を作るのが多そうだ.

イギリスの学校

  • かつては生徒は聞かれたときだけ返事をすればよいとされた
  • 今は話すことを重視している
  • 円形になって,自分たちの意見を述べるような空間や時間を作っている
  • すべての能力を高めるのではなく,得意なものを伸ばしていくように教えられている
  • 生徒ばかりでなく,教師を主役にして褒める

先生が褒められる対象となるのは大事かなと思う.やっている学校はあるのだろうし,それを先生同士で認めている職場もあるだろう.主役は教師だという見方があってもいいのかもね.

イギリスと言えば幼い労働者を効率よく使うために,雇う側が子供に教えていた節がある.しかし,それはかなり昔の話で変わっているのだというのは理解できた.

イギリスの町

  • 近隣住民との協力を行っている
  • 家を留守にするときに代わりに見てあげたり.困ったことがあったら助け合う.
  • 近隣の人とのコミュニケーションは大切のようだ
ここら辺は日本とも変わらずな雰囲気がある.協力している近所関係の人もいるだろう.

最近の動向

  • 近年ではスマホやPCの出現で,子供の読み書き能力が下がっている
  • TVやメディアによって言葉使いが前よりも軽くなっていることを嘆いている
  • 移民政策は国が多文化主義に変容するというよりは,移民がイギリスの文化に同化してほしい
 日本人が最近の若者は~で言っているのと、変わらない状況があるんだなと見て取れる。最新技術によって失われてしまうコミュニケーションの質の向上を意図的に図っていきたい。

まとめ

イギリスと言えば,自分の時間を大切にして多くの人と関わろうとしないイメージがある.本書でも人間関係で言葉の扱い方に気を使うので,仕事でもかなり気を使うと書かれていた.日本とは違った意味で気を遣う文化だと思う.
本書ではイギリスの言葉を大切に扱う部分を主軸にして,日本にも見習う部分があると伝えられていた.見習うとしたらthank you, pleaseあたりだろうか.sorry manと呼ばれてしまう,謙虚に徹する日本人の気持ちもわかる.
どちらも扱っていけばいいように思う.世界と文化的につながっていくことを考えていくなら,いい部分をどっちも取りたい.*1
 

 thank you, please sorryをまんべんなく使うとしたら

どちらも使ってみると考えると経験値が無いと難しいことが分かった。

thank you
  • 頼まれごとをしてくれた
  • 親切にしてくれた
  • 思いやりのある言葉を掛けてもらった

やってる人はいるけれど、改めてここら辺を堂々と言ってみると良いかもしれない。

please
  • 頼みごとをする

日本人はpleaseの前にsorryを置きたがるのかもしれない。

イギリスの人がpleaseを使うときの感覚が分かれば、詳しく見れそうだ。

「お願いします」と懇願しているのか、「お願いします」と協力し合うのが当たり前だから言っているのか。そこら辺が掴めない。

sorry
  • 失態をしたときに、改善を行う意思を持つ

理想的な扱い方を書きました。本当は思ってないのに「すいません」と言うのは事象としてあるけど、それは今回は省きます。

失態をしたときに言えば、相手が改善してくれると思えて良好な関係を築ける。何度も同じミスをすると難しいのかもしれないけどね。

表情

言葉を言うときの表情も大事なのかなと思う。

「ありがとう」と慈しみの表情で言われると、「すまない」という感情も同時に読み取れるので言葉だけがコミュニケーションツールではないように思う。

イギリス人が言葉を使うときの表情にも興味が出てきた。

*1:アバウトな感じなので,具体的に詰めれるような情報収集を行いたい

カラオケではないサービス

わたしは歌を歌うのが好きで、気に入った曲は何度も聴いて歌えるようにする。

高校から思っていたことがある。カラオケに不満がある。端的に言うと、もっと声を主役にして欲しい。理由を書いて解決策を書いてみる。

 

機械音より生音源のが良い

カラオケの個室に入ったら、まず周りの友人に声を掛けてエコーを切る。これで通常よりは許容できる音になる。

しかし、それでも伴奏の曲が機械的な音で声と調和しない。また、伴奏を追いかけて歌ってるように感じる。

アコースティックギターの弾き語りで歌いたい

これなら、途中で音域を間違えたり歌詞を間違えて止まってしまっても、弾くのを緩めたり止めてしまえばいい。なんなら途中から再開できる。アコギの場合には、途中で歌が止まってしまってもそれなりに良い曲に聞こえるのも良い点だ。

カラオケは一曲一曲を元々のテンポで歌うため、覚えきれていない曲は一つ一つに集中しきれない。中途半端に歌って、歌って、歌ってだと気持ちがそこまで高ぶらない。1曲1曲が長くても、きっちりと自分たちが納得できるように歌っている方がいい。

達成感と余韻に浸るのを推す娯楽があっても良いと思う。

具体的な解決策
  • 自分で弾き語りをマスターして、公園とかで歌う
  • 弾き語りしてくれるサービスを探して利用する

が思いつく。ギターの演奏者は他の楽器に比べて多いと聞く。昔やってた人で集まって、小遣い稼ぎに副業でやってみたら良いと思う。口コミとかで広がる需要はありそうだ。

他には鼻歌カラオケとかも良さそう。音程取るのが苦手な人は、鼻歌で練習すると声が出しやすくなる。鼻歌は腹式呼吸で行うから、癖がついて息が続くようになる。

アコギを学ぶのはまた今度で良いかな。学習サイクルに一区切り付いたらアコギを練習するのは良いかもしれない。

機械学習とか出来ないんか?

歌っている人の音声を分析して、リズムを変えて曲を流したりとか出来ないんかな。

機械学習はデータを突っ込んで分析して出力を出す、と言うのは知ってるけど、具体的には分からないので詳しい人が作ったら面白いと思う。

もっと声を主役にしたい

 綺麗な声を出しやすくなるには、

  • 炭酸飲料水よりも、ただの水の方が良い
    :喉の油を落としてしまって、かすれやすくなる
  • 人間は自然の中にいると集中力が上がる
    :森か山で歌う、人口自然を作る
    :田舎で流行らしたらいい
  • 歌っている声を考慮した伴奏が欲しい
    :今は伴奏に合わせて歌ってる感が強い
  • 部屋が綺麗なほど良い:これは個人的にだけど
  • マイクなくても弾き語りなら味になる

近所に住宅地が無い自然のある場所で、外で地声で歌えるようなサービスを作ってお客さんを集えばいいんじゃないか。交通手段を考えると遠すぎてもダメなんかな。

脳を最適化する」を読んで

脳に良い生活習慣を持ちつつ楽しい交流も味わいたいですね。 

今回はマインドフルネスは省きます。

脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド

脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド

 

脳はどう変化するのか

年齢を重ねるほど

  • 物事を多様な視点から観察できる
  • 自分が持つ知識の限界を理解する
  • 語彙力は増えていく

と言った前向きな研究結果がある。

脳の処理速度、ワーキングメモリ*1、記憶力、推理力

年齢による能力低下
  • 20代後半から30代前半にかけて悪くなる:個人差あり
  • 目新しくて複雑な情報を処理する能力が低くなる

前頭葉の発達が止まるのが20代後半というのを別の書籍で読んだ。それと同じ話かな。前頭葉は性格を司るところだから、25歳までには理想的な性格と生活習慣を手に入れた方が良い。

もしくは、どのような学習が必要になるのかを挙げて準備していたほうがい。一度学んだことがあったり類似性のある学習は、年齢が若い人よりも早く身につけれるという結果がある。

理想的な性格については、成りたい自分がしているだろう行動を起こすと良い。(性格は行動から)緩やかに行動して変化していくのだ。

脳機能の向上

年齢が高くなっても脳は変化する

  • 学習や体験による刺激
  • 教育、生活スタイル、自らが下す決断

自己コントロール能力は幸福度の点でも大事だ。自分で何かを決定する。挑戦する意欲が楽観的な性格も産んでくれる。

運動が与える脳機能の向上について

運動をしていると、

  • 必要な情報に注目しやすい
  • (準備、抑制、反応の切り替え)を行う大脳基底核が大きい

有酸素運動(水泳、軽いウォーキング、縄跳び:週3回の30~60分が望ましい)を長期間続けていると、更に

  • 計画力
  • ワーキングメモリ
  • 抑制力
  • マルチタスキング処理

と言った前頭葉で処理される能力が向上する。前頭葉は加齢で影響を受けやすい。

  • 注意:記憶力を高めるわけではない
本書で勧められていた脳の鍛え方:他にも方法はありそうだ。
  • 読書
  • 文章を書くこと
  • モノポリーやトランプゲーム
  • クロスワードなどのパズルをすること
  • 組織化されたグループでの議論の参加
  • 音楽トレーニング
  • 新しい言語を学ぶ
  • コンピュータゲーム:アクション

それぞれで鍛えられる脳の分野は異なる。別々の脳機能を高めることで相乗効果が得られるので、複数を習慣に取り組んでみると良いかもしれない。

ちなみに唯一、脳機能が下がったのはTVを観ることだったようだ。

今まで使っていなかった脳領域を使ってみるのが良いみたいだ。全部生活に入れたい。

ゲームが中に入っていたのは驚きだった。実況動画見るくらいならやった方がいいかも。

コミュニティによって得られるもの

友達や家族、クラブや地域コミュニティなどを通じて社会的につながっていない孤独な人は、

  • 総死亡率が2~4割増加する

コミュニティの参加は健康面でも、情緒面でも大事だ。

コミュニティに参加すると良い一面が得られるのは

  • 新規性:新しさ
  • 多様性:複雑さ
  • チャレンジ性

の面が含まれているからだと言う。コミュニティに参加して活動をするだけでも良いが、特に

  • 指向性のあるコミュニティ:読書クラブや政治活動
  • 協力的な交流
  • ボランティア
  • 知り合いになろうとする交流

が良い一面を持っているようだ。まったく気の使わない交流は変化がないみたいだ。

男性に比べて女性が長生きなのは、ここがしっかりしてるからではないかと自分は思っている。

コミュニティでは質の高い交流が尚いい

認知機能と社会的な繋がりの規模には関連性が無かった。

  • たくさんの人と社会的な結びつきがあるかどうかより、質が高くて満足できる結びつきが大切

といった考察も加えられていた。祖父母のカラオケ仲間についての話を聞いていると、良かったことや褒めたこと、褒められたことを聞かせてもらえる。こういう関係のことを言うのだろうか。

 

本書では、高齢での学習についてよく述べられていたので、祖父母や自分の老後を考えながら読めた。

*1:作業するときに一時的に覚える能力。計算したり、買い物リストを覚えるというにも使われている

長期的な楽観を持とう

 
緩やかな、徐々に変化するポジティブ思考は良い一面を持っているのではないかと見てる。また、ネガティブであっても良い一面を取れるので、使い方次第だと見ている。
急激な変化とか、落ち続けるネガティブな思考が避ける対象かな。
 
この分野は発展途上ではあるが、将来性が見込める面白い研究だ。研究を重ねてメタ分析をして定説を打ち立てて欲しい。そして知りたい。
脳科学は人格を変えられるか? (文春文庫)

脳科学は人格を変えられるか? (文春文庫)

 
 

考えられた、現状を打破する取り組み

本書では、下の研究から楽観主義が良いよと書かれていた。それに対して自分なりの考察を入れてみたい。

楽観的な内容の日記を書いていた修道女は、悲観的な内容を書いていた同僚より、平均10年長生きしていた。

長生きに関しては諸説ある。自分が信頼が高いと思うのは

  • 食生活が向上した*1
  • 人と関わるコミュニティがある*2
  • 医療技術の発展している

あたりかなと考えている。だから、寿命が短い長いは間接的な影響だと見ている。楽観的だからコミュニティに復帰しやすいとか、コミュニティに入りやすいとかかな。食生活にも気を配るようになるかもしれない。

それが後々に良い影響を及ぼしているのではないかと見ている。

この研究を読み解いてみる

次の話が参考になるかもしれない。

  • 性格を変えるにはまず行動から変える。行動を変えることで脳の繋がりが新しく出来て、思考もそれに合わせたものが生まれてくる。=実際にどういう行動をとっているのかが大事

  • 不安を感じやすい人が多い国ほど、長生きする人が多い。例えば日本がそうである。=不安を感じるから将来に準備している

この研究の内容では、本人が悲観的なのか楽観的なのか分かっていない。書いた内容で判別している。

本書でも、楽観的な方が考えて実際に行動を起こそうとするという研究を述べている。逆に、考えて行動するから楽観的になれるとも見れる。

他に紹介されているのは、恐怖や不安を感じたときに思考出来ているのかが挙げられている。感情が先行した時に、それでも考えることを深めれるのかがトリガーのようだ。

どんな状況でも晴れる可能性を見いだそうという観点がいるのだろうか。落ち込んで感情を発散した後は、計画を立てて行動に起こすことで楽観性を高めるように心がけよう。

幼児期のスキンシップによって、その人間が成長する段階で幸福を感じやすいのか感じにくいのかが決まる

研究については別の本でも読んでいたので知っていた。前にブログで取り上げた気もする。

日本でも幼児教育を推していこうという取り組みが見られるのも、それが理由だろう。幼児期に特定の関わり方をしてあげるのは大事だ。

 

たくさんの言葉を掛けてあげる。感情を持って接する。ハグなどのスキンシップを取り入れる。

マインドフルネス

マインドフルネスに関しては他の記事を見たり、本でもたびたび紹介されるので知識は増えていく。色々方法はあるけれど、集中して雑念を取り払うことで感情をコントロールする癖を脳に着けてやるのが目的だ。

本書では、瞑想の言語表現を考えさせられた。

  • 否定的な感情が沸いたときに、それを観察する対象とする
  • 脳内で扁桃体を区切って観察をする:脳内で脳内を観察する
マインドフルネスや瞑想を行うと、感情を統御する部分に変化が起こるようだ。
これが強いと幸福度が強い、収入が高いという結果も出ている。
 
感情の取り扱いが上手いと新たに挑戦しやすくなるからだろうか。
己を知り相手を知ればなんとやらと言いますからね。
自分でやってる瞑想
  1. 目をつぶって鼻呼吸に集中する
  2. 吸って吐くときに、鼻の裏側を通る空気の流れに意識する
  3. 想像で空気の流れに色がついていると思っても良い
  4. それに集中し続ける
  5. 雑念が入って、別の思考をしそうになったら鼻に意識を向ける

これを繰り返してたら出来た。アイデアがやっている時に出てきたら、そのまま考えてメモしたりしてます。

*1:食生活のバランスに気を付けるともっと良いかも

*2:指向性のあるコミュニティだと尚いい

カナダから移民について学ぶ

日本が移民を更に受け入れるなら

日本の人口減少について気になった。そののちに、移民政策によって人口減少の緩和を促す方法があることを知った。

人口減少を改善する方法で可能性があるのは、

  1. テクノロジーによって人手不足をカバーする:企業向け
  2. 移民を受け入れて働き手を増加させる:政府向け
  3. 生活を質素なものに変えていく:個人向け

この3つだと考えている。

政府が行動を起こすなら2だ。分岐するなら、メディアの報道と個人の選択で2か3へと。もしくは両方の未来が妥当と見ている。

 

日本でこれから移民を受け入れる可能性があるのなら、移民政策について調べた方が良いかもと思って読んでみた。

カナダでは学校のサブテキストで利用される本らしく、地名が詳しすぎて理解を放棄したところもあった。この本からは移民受け入れのアイデアを抽出しようと考えた。

カナダ移民史―多民族社会の形成 (世界歴史叢書)

カナダ移民史―多民族社会の形成 (世界歴史叢書)

 

カナダの移民政策

カナダの大ざっぱな流れ

カナダはもともと先住民が住んでいた地域だ。イヌイットやインディアンが住んでいた。そこにフランスが入植してきた。諦めて帰っていく。次にイギリスが入植を行った。それから移民を受け入れて多文化国家が誕生した。アジア系が多いと言われるのは移民で入っている割合が多い。
 

ルールから決めること

タルボット入植地

入植の初期では、広大な土地をそれぞれの代表者に統治してもらっていた。ルールを作って、その土地で一緒に暮らす。

その成功した代表例であるタルボットを取り上げてみる。

  • ルールに従わない人は追い出してしまう
  • 入植民に献身的な助けを与える
大勢の人で共同体を作るにあたって、相応しいか相応しくないかを決めてフィルタリングするのは、多種多様な移民が入ってくる中では効果があった。ルールが公平性を保っているのが決めてだと思っている。
先ずは法の整備から進めるのが大事
フランスにしてもイギリスにしても、聖職者をはじめに送って宗教的な道徳心を広めてからスタートしたいという意思が見える。しかし、開拓をするための知識が十分ではなく取り決めを作るのには適していないようで、立法が出来たり法の整備によって入植地が発展していった。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)」でも、集団内で協力できる環境を作るためには、Taker(人から奪おうとする人)を遠ざけるのが一番効率的だと書いてあった。Giver(与える人)を増やしても、Takerがグループ内に居たら良い文化が育たない。

 

移民しやすくする

手ごろな価格で、大きな土地を小さく分割して売る
言語集団が小群を持つようにする

異なる文化、異なる言語を持っている人が集まっているコミュニティの中に、更にコミュニティがあるような状態を作り出す。

学校の中で趣味のあう友達とつるむのと似ている。これとは別でコミュニティ全体の統一感を出すための方針も必要となるだろう。

公立学校による全体統合。30年かかると見る
移民調査チームを組む:海外に潜在的な移民を調べて、積極的にカナダへの移住を促す
移民省を作る
移民を判断する権力を分散させて、移民政策を慎重に進めやすくした。
現在は前の移民省が持っていた権限が弱められているが、移民への人道的な支援を考える性質は変わっていない。
 

移民受け入れの基準

個人:ポイント制度
偏見などではなく実際の相対価値で決めたい。
教育、雇用機会、年齢、性格、英語とフランス語能力が基準になっている。
家族:受け入れられている身内がいるなら了承される
人道的な救済
難民のこと。経済難民は期待されていない。 
  • 難民や、家を失った人を積極的に受け入れている
民族的な組織の代表から出てきた議員達が政府に要求している。自分たちが良くしてもらった経験があるから、他の人にも与えたいと言う意思が垣間見える。
  • 世界的に経済が落ち込んでいる時、戦争の時は受け入れは渋っていた
移民を受け入れたら治安が悪化するけど、多文化社会として助けられた身としては助けたい。と、葛藤しているさまが見れた。戦争が終わった後は積極的に受け入れていた。
 
===
移民を受け入れるかを判定するにもコストがかかるのが問題だと書いてあった。判定コストを楽にしつつ、判定の整合性を上げる方法を考えたいところ。 
海外での学術経験への理解が足りなくて、本当は能力があるのにポイント制で落とすこともあった。 

他、参考

移民に関する本ではこれが詳しく書いていて良かった。

移民が入ってきたときのメリットとデメリットを、数値を通して具体的に理解できる。一度目を通しておくと良いかも。

移民の経済学

移民の経済学