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マトリックス世界観が見過ごしているもの

 

考えてみたけど中々見当たらない。前提となるご都合展開に目をつぶると特に指摘したい箇所が見つからない、、

指摘箇所があれば、そこから話や創作ネタを見つけれるはずなのだけどな。ムムム。

 

  • 人間の自意識はどこまで拡張できるか?

攻殻機動隊で描写はされてたりする。けど、どうなるのかは実際にやってみないと分からない気がする。脳みその拡張とか、他者意識との融合とかは不思議さがある。

 

  • 人工知能の性格は、作り手達の好みによって左右される可能性は?

人工知能は分母となるデータを元に最適解を導き出す。今回で言えば人間が出す評価データがそれに当たる。そうした場合、そもそもどの集団を母集団にするのか。集団の中でも、どの集団を重要視して観察するようにするのか。この初期設定によって、人工知能の性格は変わってしまうように思う。

 

⇒そうなった時に「人間管理人工知能」が1つしか存在しないというのは「?」になる。

 

⇒例えば、日本、アメリカ、中国、ドイツ、イギリス、インドとか国ごとに人工知能の初期設定を決め、母集団となる人も国ごとに決めたとしたら性格は変わる気がする。

例えばインドなら、インド映画みたいな世界観でマトリックス世界が構築されるんじゃないかと半分くらい思っている。救世主も踊りで解決するくらいの勢いじゃないかと。

 

⇒もっと言うなら、あのマトリックスの世界観はアメリカ的価値観のもとで作られた人工知能が人間を管理する場合に、ああなるんじゃないか?とも捉えられる。

キリスト教要素もそれなりに入れてるし。ネオをイエスと見なす目線とかもいけるし。舞台もかつて聖地だった場所付近という話も聞くから、かなり。

 

⇒別に国単位でなくてもいい。友人、恋人、家族などの母集団データによって作られたオリジナルな指向性人工知能が作られても良い訳だ。

 

⇒と饒舌に考えていたけど。Amazon、You Tube、google、Microsoftと普段お世話になっているソフトの会社がアメリカであることを考えると、あながち間違いではなくなるのかなと思う面もある。

 

  • 日本的マトリックス

多神教国家であること、無宗教であることを考えると、マトリックスの親玉が複数人居て、マトリックス同士で見えない争いをしながらも最終的には共存するシナリオに傾くんじゃ無いかなと思っている。

そうしながらも、ネオみたいな人が色々な所から出てきて文明開化をさせつつ、運用していくんじないかなと思ったりしている。というか「攻殻機動隊」が描いているものだと思っている。半分マトリックスに繋がれつつ、半分現実にいる感じ。

 

  • 人工知能は、遺伝子による限界に気付くのではないか?