メニュー

シナリオの好き嫌い

 

発想はTRPGのシナリオをどう組むのかを参考にしている。

  1. サイコロで良い出目をだした場合にはHAPPYENDに行ける
  2. サイコロ関係なく最初から結末は決まっている
  3. プレイヤーの選択によって結末がきまる

という3種類がある。どれもが物語として魅力的には思う。

感じる上での好きなシナリオ

そんなの「2」「3」に決まっている。失敗してもハッピーエンドで、成功したら更にハッピーエンドになれる話を支持したい。そうなるようなシナリオが感情的には救われるし。好きだ。

考えた上での好きなシナリオ※個人の意見を多文に含む

「1」の在り方が、一番現実的な側面を持っている。成功者のやり方は他の人が真似できるものではなく、運の要素も絶対に関わっている。産まれた時点で差は絶対にある。どんな国で生まれたかのような地理的なものも関わってくる。

もちろん現実には「2」「3」という部分で成立している部分があるのは知っている。やはり「1」の前提の中でもがく人間と言うのが、考える上では深い。バッドエンドが並行世界で有りうるというのを感じながら夢や希望を追うというのは、その実感を無視して物語を感じるのよりも多様的で異なる面を見せて奥行きがある。

そういう意味で「1」要素も含めたい。

全部の要素を入れる(時間と空間を意図的に切り取る)

条理があるなら不条理もある世界観は書きたい。しかし、そのまま書いてしまうと辛い。感情的に救われない。

耳聞こえのいいけれど、考えると違うという描き方

この世界の辛いところも暗に表現する方法がないかと考えたときに、物語をどう切り取るかで考える。

例えば、

  • 実は見方を変えたらバッドエンドなのだが、演出によって誤魔化す
  • 騙されているのを知らずに幸せな嘘を信じたまま終わるハッピーエンド
  • 影での不条理の描写が隠されている中でのハッピーエンド

残酷ではあるけれど、そのままの不条理を見せるくらいなら幻想に酔って朽ちていくというのも1つの終わりかな、、と。どれだけ発展しても不条理な部分はある。そういう部分にスポットライトを当てると保たないから、切り取り方を工夫して見ないように落ちないようにしている描き方をするのが良いのかなと考えたりする。

必ずしも本当のことを伝えるのが正義ではないかなと言う独断の見方かな。下の記事で言うなら、夢から目覚めさせないままの終わり方にする方がいいのではないかという考え方かな。為替となる信仰を用意できるのならいいけれど、依り代を失ったものが暴走してしまうのは目に見えて明らかだなと。

うーん、、

september36.hatenablog.comzzz

「2」「3」を極めて全員をハッピーエンドにするなら

もし人間がみんな共感性を好き勝手にオンオフして、007の主人公みたいな全員がヒーローなサイコパスになる世界が未来だとしたら、主観的にはハッピーエンドではあるけど、それは全体像を観たときに歪で悲しいんじゃないかなとか。

対比するなら、むしろ愚かに感情の美しさを追い求めて破滅に向かう人類のほうがハッピーエンドにも見える。まあ、その時こそ007君の出番ではあろうけども。

何だかんだ感情を嫌ったり追い求めたりする時代を通して、揺れながらも、1つの郡れとしての生命として進化していくんじゃないかと思う。

 

うーーーん、、また考え直すかも。