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鯖缶入りのトマトカレー

久々に泣いたのでメモ

4年前によく聴いていた曲を聴きながら、料理をしている時に、自分が混ぜて作っているものが実家からの仕送りの鯖缶と、叔父さんと買いに行ったトマト缶で、贈り物を混ぜてるんだなあと何となく思って過去を回想したら泣けた。

何というか。ここ数年は泣いてないというか。泣けなかったのが感情を取り戻しているようで少し嬉しい。

 日常で使う物の色を意図して使うようになる頃、情熱や衝動を表す赤を避けるように生活をしていた。冷静に生きることを忘れないためにも青が必要だった。赤のような情熱を使いこなせてない自分が嫌だったからだ。

それも軟化して赤を取り入れている。今は制御できる気がする。いや、制御に失敗しても挽回する意思がある。だから今は前よりは使える。完全に赤を使いこなすには後2年くらいはかかる気がする(笑)

思い出したもの
  • 苦手だったけれど親しくしてくれて尊敬していた先輩からの「そこで泣けたら最高だったのにな」という言葉
  • 最初で最後の文化祭での演奏を控えての「このままでは恩を返せるような生き方ではない」と部活を辞めると決意した瞬間
    →今でも直接返せれたら良いと思う。でも難しいなら間接的に誰かに役に立つような生き方でいいかなと思っている。後世に残していく精神みたいな。これが円になって繋がってて欲しいなと思ったりする。

 日常を構成しているモノの中に、実は間接的に誰かによって愛を込められたモノの組み合わせで成立しているんじゃないかと思って、実感したら泣けた。過去と今が連続しているように思えた。

 

まだ完全には円を書く能力を得れてないから、まだ戻ることはできないけど、過去を構成し直して進めれている証だと思えて嬉しかった。

たまに4年前によく聴いてた曲を聴くのも良いかもしれない。音楽は記憶を結晶化させるらしいから、ご利用はご注意下さいだな。

4年前は食べれないと思い込んでいたカレーは美味しかった。克服して良かった。