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自己啓発の本が読みやすくなった「潜在意識をとことん使いこなす」

 

潜在意識をとことん使いこなす

潜在意識をとことん使いこなす

 

 

今回紹介する本は「潜在意識」について書かれた本だ。

最近の生活では、前頭葉をいかにして働かせるのかについて考えている。

  • お金の考え方を変えようとしているのも、その中の1つだ。「お金がない=バイトする」という流れを打ち切りたかった。
  • 瞑想、マインドフルネスには「集中力を高める=前頭葉を働かせやすくする」という効果がある。これを実践しようとした時期もあった。適度な運動もおなじ効果がある。
  • ソフトバンク社長が行っていた「アイデアトレーニング*1」にヒントをもらって、実践している。

そこで整理や啓発も込めて、読んでみることにした。

 

 

まず著者がビジネスマンときに心理学や、その派生である「潜在意識」に興味をもった。そして勉強し始めたことに注意してもらいたい。

そのうえでユニークな考え方を整理して上げる。

 意識には3種類ある。

 

 ・通常で使える前頭葉分野と他の「通常意識」
-ここでしっかり考えることが必要である。
-習慣を戒めて学ぶ姿勢が必要である。


 ・意識で考えた癖や習慣の集合である「潜在意識」
-潜在意識を固めることができたなら、自動化される。
-人への評価が自分にも降りかかってくるのも、ここが理由だ。
-潜在意識をどこまで信用して、どこまでを変えるのかを考えるのが重要になる。


 ・極限にリラックスした状態で成果を発揮できるとされる「超意識」
-上記の「潜在意識」の更に上を行く。
-脳(精神)や身体がリラックスしてる状態で、考え事をしていると"自然と"答えが見つかる。
-難問やアイデアを出すときに使える能力である。芸術や文章などの構成力が問われるもので成果を発揮しやすい。

 

 

この考え方は前からあった。だが、この3つに分けて考えるというのが分かりやすい。

それぞれの用途や使いどころも書かれていた。いままで詰め込んでいた知識が整理されたように感じる。

自己啓発系の本では「潜在意識」について語るものが多い。だが整理されて書かれているとは感じない。重要なことが列挙されているだけだ。

まとめて覚える工夫が欲しいし、分かりやすい分類分けをして欲しいと感じていた。

この本を「ものさし」として自己啓発の本を読むと、呑み込みが早くなりそうだ。

 

下の本を買ってから読んでいなかった。

この機会に読んでみることにした。すると前より読みやすくなっていた。

人望が集まる人の考え方

人望が集まる人の考え方

 

 

本を読んでいると

「この本と仲良くなるには、まだ他の本を知らない」と感じる。

たくさんの種類の本を読んだ後に「読みずらかった本」を読み返す。

すると、ほかの知識のおかげで楽しめることがある。

慣れない「ある人」の価値観に触れる際には、「ある人に関連した達人」とまずは話すべきかと考えている。

楽しめないのなら、遠回りしてでも楽しむ方法を考えてみる。

 

 

*1:「アイデアトレーニング」アイデアを書いた紙を複数用意して、神経衰弱の形式で2枚を取り出しビジネスアイデアを考えるというもの