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習慣の好子に気づきたい

前回に行動分析学の本を読んでから、自分の治したい習慣が持っている好子が何なのかを当てたいと考えている。好子とは、行動をしたときに得られる報酬のようなものだ。

例えるなら、わたし達が食事を多く食べてしまう理由は「美味しい=好子」があるから食べてしまうという、目的に当たる。食べ物が不味ければ「嫌子」となって食べ過ぎることはなくなる。(別でご飯を用意するのなら違うけれど。)

一週間の評価

前回に今年の目標を決めてから、この1週間を評価して更に良い習慣にしようと考えた。PDCAのCAの部分が足りていないように思えたので、前向きに評価して直していこう。

september36.hatenablog.com

 

実況動画を観たりネットサーフィンをする時間

これを何とかしたい。面白そうな動画や知的好奇心を満たすのなら良いのだが、それにどのくらいの意味があるのか。それ以上に有意義な時間の使い方はないのか気になって仕方がない。ただ、前からしているから続けているという習慣だと考えている。

行動を辞めたいときには、別の「好子」によって入れ替えてやればいいと書いてあった。また、頭の中で考えることも行動に含まれると書いてあった。(メンタルモデルの作成は他の本でも書かれている。)

動画の映像に変わるもの

動画や画像は印象に深く残りやすく、インパクトがデカく脳内から発せられる報酬もデカいのだと想像できる。だとしたら、はじめのうちは「画像」の鑑賞時間に変化させてみるのも良いかもしれない。
そののちに、文字媒体へと変化させて読書時間を更に多く取るようにする。挿絵のある本が良かったりするのかな。

動画の音声に変わるもの

わたしは音フェチなので、低く渋い声に惹かれているのだと想定する。声なら何でもいいわけではなく作られた声や技巧を凝らした発声に惹かれる。どうやって声を出しているのか分からない。現実とは違う一面を魅せる、それでいて普遍的な声は娯楽のジャンルに成りうる。

これは洋楽を聴きながらになるか。。。と思ったけど、それは集中力が持続しない。歌を聴きながらだと、ついつい口ずさんでしまうので難しい。

最近はトランスやEDM、サイケミュージックも聴いていこうと模索しているので、ここら辺をBGMにして作業したら捗りそうだ。

動画の内容に変わるもの

自分は動画構成の何に惹かれているのか。これが一番重要だ。分かれば、いよいよ別の好子へと変化させられる。

観ている時の自分の感情に着目する。爽快感や安心感と言った感情が多い。また、チームを応援しているときの感情に近い。

ゲームの中で魅せる、「倒す。解除する。ゴールする。」と言った文句に惹かれている。スポーツを観戦しているのと似ている。*1誰かと同じものを応援している共感を得たいからでもあろう。

応援したいものは何か考える

具体的に挙げてみる。知識の環を広げようとする組織だろうか。TEDがそれに含まれる。*2

TEDを見る習慣は去年に「身に着ける」と言ってから実行できていない。EDMを聞きながら再度挑戦してみよう。今度は前よりも「好子」だと脳が勘違いして続きやすくなるだろう。

まだ物足りなさを感じる

感情的になる遺伝子を受け継いでいるのは、両親を観察しても気づいている。

早急に、感情を発散させるような観察対象が欲しい。それでいて害がなく、自分を向上させてくれるものが良い。早急さを考えると、TEDも1.5倍速の早送りで聴いている方が楽だ。

 批判性だけではなく、創造性を刺激するものがいい。なんだろう。猫がちらつく。猫を飼っていると創造性が増すという研究~~

う~~む。まだ分からない。考えておこう。何が自分の欲求を満たすのだろうか。取りあえず、TEDの取り組みは、上手く脳を騙せそうである。

*1:どうやったら他のものに同じ楽しみを見出せるだろうか。前であれば、将棋をひたすら指すという方法を挙げていたかもしれないが、今は趣味のボードゲームと言う広い枠の一つに収まっている。そればかりしていても、これから作ろうとしているものには意味が薄い。

*2:一生を本を読んで学びながら生きたい。また、知的好奇心を満たすことで不安を拭い去りたい。知識が豊富だと、食物が豊富にある倉庫を自分が持っているようで心強い。ただ、知識は時間と共に使えなくなってしまう、生ものでもあるので、食物のように品質管理も大事だ。