信用にまつわる話と貨幣にまつわる話を考えてみる。アイデアやヒントを得るために同じものだと見なして考えます。貨幣と信用の細かい違いにはここでは触れません。
貨幣の使われ方
まず先に貨幣から見ていきます。<理想的な好景気>と<不景気>について書きます。
<理想的な好景気>:貨幣のやり取りが頻繁に行われており、さらに全体でのやりとりが盛んであることです。
<不景気>:貨幣のやり取りが少ししか行われていない、もしくは部分的にのみやりとりが行われています。
信用の使われ方
ここで貨幣と信用が同じものだとみなします。信用は消費されるものです。<理想的な信用関係>と<不信用な関係>について書きます。
<理想的な信用関係>:信用の消費や獲得が頻繁に行われており、さらに全体でのやりとりが盛んであることです。積極的なコミュニケーションが行われていることでもあります。部分的にやり取りが行われていても理想的な信用関係とは言いません。となりで仲良くしている人がいるときに、自分がどこの枠にも入れていないなら理想的ではありません。
<不信用な関係>:信用の消費や獲得が少ししか行われていない、もしくは部分的にしかやりとりが行われていなことです。積極的なコミュニケーションが行われていないことでもあります。どうにかして全体での信用のやり取りが行われるようにしたいです。
※信用の消費や獲得とは親しい中でも貸し借りの概念が存在するという見方です。たとえば一緒に住んでいる中で「家事分担での担当を行わない」と、信用を消費する。「家事分担での担当外も行う」と、信用を獲得します。
以上の前提から考えてみる
わたしたちが人間関係で行っていくといいことを挙げていく。
- まずはじめに信用を安定化させることだろう。信用を消費し続けているなら止めて信用を得る行動をとってみる。頻繁に双方向のコミュニケーションが取れるといいだろう。
- 次に信用の取引を行う人を増やしてみる。あたらしい出会いでもいいし、普段喋らない人との交流も含まれる。
- 信用がぜんたいで大きく回るような機会をセッティングする。他の人にも信用の獲得を促すという目線である。
この1~3の過程を続けていけば信用を大きく回すことが出来ます。
信用は目に見えない
信用のすれ違いが起きるのはここにあると思います。ではどうやって大参事を回避するのかを考えると、積極的な互いの情報交換を行うしかないと思います。そこですれ違いが起きても被害は早めに抑えることが出来ます。
恐怖を明確にして少しづつ向き合っていく方が、いきなり出会うよりは克服しやすいでしょう。
信用はメディアに左右される
良くも悪くもメディアに左右されます。それが正当に役立つこともあれば、不当に信用を下げている場合もあります。人の噂ばなしもそれに含まれます。じっさいの人間を見て多面的に信用のやり取りを行っていきたいですね。
逆に言えば、クリエイティブな価値観をメディアが発信してけば救われる人もいるかもしれません。