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「攻殻機動隊」みて思いだした①実感したシリーズ

実感したシリーズをはじめる。

本を読んでアンテナを張っていると「お、これがそれなのか!」と現実で感じられるときがある。その感覚を大事にしていくためにやってみる。

 2章に分けて進めていく

 

感じたこと

攻殻機動隊 PERFECT BOOK 1995→2017

攻殻機動隊 PERFECT BOOK 1995→2017

 

 

「企業のネットが星を被い 電子や光が駆け巡っても 国家や民族が消えてなくなるほど 情報化されていない近未来」

と、冒頭ではじまる「攻殻機動隊」を観はじめたときに感じた。

 

国家や民族が消えてなくなる」という前提で話を進めているのがキモだ。

まだ変わりっきっていない。飽和していない。終了していない。

変化し続けている。その中でドラマが生まれて思想が生まれていく。

それに魅了される視聴者としての自分もいる。

 

 

今回の思考ベースにしてみたのはこの本です。

勉強の哲学 来たるべきバカのために

勉強の哲学 来たるべきバカのために

 

 

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  • ノリに乗っているのが普通
  • 勉強することでノリが悪くなる
  • あるていど勉強すると新しいノリに乗る

勉強をしていくというのは「今までのノリが悪くなる」ということだ。

学んだ情報が頭の中に浮かんできたり、反応してしまう。

そうして専門家的な思考形態になってしまう。

それが「新しいノリに乗る」ということになる

 

攻殻機動隊」でいえば

「普通の社会」→行為:ネットですべてが情報化される

       →「国家や民族が消えてなくなる」

という過程がそれにあたる。

 

行為:ネットですべてが情報化される が「ノリの変化」になる。

 個人単位で考えることもできるし、社会単位で考えることも出来るという発想だ。

ネットが発達し便利になればなるほど、「社会という組織が勉強をしている」という感覚を得れる。

 

学んだこと

ここからは「感覚の話」で進めていく。

初めて見る、 新しいこと を覚えるときに 違和感をもつ。

それを繰り返して「出来る」という感覚をつかみ習得できる。

違和感とは「前のノリ」と「次のノリ」のギャップから生じるものだと思う。

勉強は「違和感を感じること」だと言うなら、机の上で筆を動かすだけが勉強ではないと言える。

 

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自己啓発で「どのような人間になりたいのか」を考えたときに、

その自分はどのような生活をしているのかを考える必要がある。

またそれに近い生活を今から初めて「違和感を感じる=勉強すること」が大切であろう。

 

哲学者ソクラテスが「音楽は志向の哲学」と言った。

その理由もそこにあるのかもしれない。 

音楽も芸術も、メディアの影響や違和感を得ることを知って触れてほしい。

そして、理想の自分を選択していこう 。

 

ありがとうございました。

たんに「攻殻機動隊」は映像作品としても好きだ。

面白かった。楽しみながらも片隅で考えてた(笑)