実感したシリーズをはじめる。
本を読んでアンテナを張っていると「お、これがそれなのか!」と現実で感じられるときがある。その感覚を大事にしていくためにやってみる。
2章に分けて進めていく
感じたこと
「企業のネットが星を被い 電子や光が駆け巡っても 国家や民族が消えてなくなるほど 情報化されていない近未来」
と、冒頭ではじまる「攻殻機動隊」を観はじめたときに感じた。
「国家や民族が消えてなくなる」という前提で話を進めているのがキモだ。
まだ変わりっきっていない。飽和していない。終了していない。
変化し続けている。その中でドラマが生まれて思想が生まれていく。
それに魅了される視聴者としての自分もいる。
今回の思考ベースにしてみたのはこの本です。
- ノリに乗っているのが普通
- 勉強することでノリが悪くなる
- あるていど勉強すると新しいノリに乗る
勉強をしていくというのは「今までのノリが悪くなる」ということだ。
学んだ情報が頭の中に浮かんできたり、反応してしまう。
そうして専門家的な思考形態になってしまう。
それが「新しいノリに乗る」ということになる
「攻殻機動隊」でいえば
「普通の社会」→行為:ネットですべてが情報化される
→「国家や民族が消えてなくなる」
という過程がそれにあたる。
行為:ネットですべてが情報化される が「ノリの変化」になる。
個人単位で考えることもできるし、社会単位で考えることも出来るという発想だ。
ネットが発達し便利になればなるほど、「社会という組織が勉強をしている」という感覚を得れる。
学んだこと
ここからは「感覚の話」で進めていく。
初めて見る、 新しいこと を覚えるときに 違和感をもつ。
それを繰り返して「出来る」という感覚をつかみ習得できる。
違和感とは「前のノリ」と「次のノリ」のギャップから生じるものだと思う。
勉強は「違和感を感じること」だと言うなら、机の上で筆を動かすだけが勉強ではないと言える。
自己啓発で「どのような人間になりたいのか」を考えたときに、
その自分はどのような生活をしているのかを考える必要がある。
またそれに近い生活を今から初めて「違和感を感じる=勉強すること」が大切であろう。
哲学者ソクラテスが「音楽は志向の哲学」と言った。
その理由もそこにあるのかもしれない。
音楽も芸術も、メディアの影響や違和感を得ることを知って触れてほしい。
そして、理想の自分を選択していこう 。
ありがとうございました。
たんに「攻殻機動隊」は映像作品としても好きだ。
面白かった。楽しみながらも片隅で考えてた(笑)