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何のコミュニティを作りたいのだろう

社会人になったらコミュニティを作る予定にしている。*1

そのために、社会人サークルに参加させてもらい参考にしている。主に参加させてもらっているのはボードゲームに関するもので、サークル内ではボードゲームを作ってみたり、ボードゲームで遊んでいる。

貯めたアイデアボードゲームを作っている人もいて、実際にテストプレイをしたりと、作成現場に身近に触れ合えて刺激になっている。

そこで開催主さんに、「コミュニティを作っていく際に、目的を持っていると続けやすい」とヒントを貰えたので、実際に自分がコミュニティを通して何がしたいのかを考えてみようと思った。

どんなことがしたいのか

  • 読書をベースにした知識体系で、世の中に役立つことを考えたり実践してみたい。
  • 社会問題の解決に目を向けられるようになるボードゲーム、解決策を考えるための練習としてゲームを作ってみたい。*2
  • 想像力、行動力を手助けするような動きが取りたい。
  • 言葉の表現力や気づきを伸ばすための、経験を重視する活動なんかも取り入れてみたい。

思いつく限りのことを並べてみた。具体的に行動を起こしてから流れに身を任せてみるってのも有りかな。もっと候補を挙げたい。

イメージとしては「アイデアが生まれる場所」としてのワールドカフェを参考にしている。

ワールド・カフェをやろう 新版 会話がつながり、世界がつながる

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悩むところ

本当にしたいことは何なのか。この芯が立ってないと計画が崩壊するだろう。メンタルが持たない。先ずは理念に沿った経験をして、実感と想像が得られたら始めていきたい。

そのために参考になる経験とは何なのか。挙げてみる。

  • コアな読書会への参加
  • コミュニティを仕切ってる人から話を聞いてみる

これもまだ、何か物足りない気がする。こういう時は保留にして寝かしておくのがいい。また2ヶ月後ぐらいに考えをまとめてみよう。

コミュニティの構造とかも気になる。

*1:大学生中にコミュニティを作るか悩み中。小学校ボランティアに行った時の感覚と、プールで知り合ったおじさんが言っていた「老人ホームで将棋したい人がいる」というのを混ぜれないかなと思ったり。小学校6年生の頃に、将棋をお爺ちゃんに学んだ同級生に負けたのが悔しかった思い出がある。

*2:自己啓発よりは心理学からくる正しい考え方を作って欲しいから、そこがすれ違いあるかな。最初は人を大ざっぱに集めて、どんどん方向性を決めていくのが良いんだろうかな。

エルメスの日本支社代表に学ぶ

エルメスの文化を語ってくれる。ブランドを作るときに参考となるだろう。

エスプリ思考: エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る

エスプリ思考: エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る

 

 

種類を豊富にして洗練させる

 エルメスでは、お客さんが褒めてくれた話などを人づてで伝えるようにしている。代々の社長からも口頭で受け継がれる。例えば、「お客さんが困っていた時にこのような対応で感謝を貰った」という類だ。同じような教訓に収めて話を終えるので、本来なら一つの物語で良い。そうすると飽きてしまうことがある。

そこで、同じ結末であっても例え話の種類を豊富にして、少し違う話を聞かせる。

脳の体操にもなるし、視野を広げる機会として見習ってもいいなと思えた。ブログで例え話を挙げるときにでも使ってみる。会話でも使えるとグッドだろう。

広い視野

エルメスでは職人に対して、芸術や別の職人の元に通わせている。別の価値観でありつつも、「情熱」という基準で言えば同じ仲間との関わりがある。このようにして、自分の枠組みにとらわれずに広い視野を探して自由な発想を広げる

自分も関係ないなと思っているものでも、ヒントへの期待や遊びを持たせるのが良いなと反省した。共通点を見つけてヒントを探すような目線を持とう。

自分のスタンスを守る

ココシャネルの本を読んだときにも感じた。スタンスを守る。美学を持ち続ける。ここら辺はブランドには必ず必要だと感じる。

消費者の動向に流されないこと。自分たちの出来る範囲でやっていくこと。自分たちが納得したものを提供する。

消費者を絞っているから出来ることだろう。ものを知っている人に提供する。こういう視線がいる。

ライフスタイルを提供する

エルメスでは、商品を使う人が理想的なライフスタイルを送ってもらうように情報を発信している。ライフスタイルを提供する視線って良いなと思った。

 

心理学の話になるんだけど、ネガティブな話題に触れるとネガティブになってしまうという研究結果がある。

他人の感情に引きずられて落ち込まないようにする方法 | ライフハッカー[日本版]

これを考えたときに、自分のブログを見た人にどんな気分になって欲しいかを考えた。

 

明らかにポジティブな話題しか載せないのも自分の信条としては難しい。ネガティブだけど、知っていて間違いのない情報や新しい考え方に繋がるものもある。だから、今まで通りで「生活に役立つ」「考え方のヒントになる」「これからを見通す」と言ったものを発信していく。

 

そして、本の酷評で不快な気分にさせないようにする。酷評するぐらいなら書評は控える。本を非難するぐらいだったらもっと面白い本を読んで伝える方がどちらも楽しい。*1

いがみ合う人と居るよりは、切磋琢磨できる人と居る方が良い。本も人も似ている。

*1:前の書評は見直した限りで書き直している。

ココ・シャネルの伝記読んだ

生き方が強烈すぎてどこを抽出したらいいのだろうか。どん底を味わっているからこそ、予想がついてリスクを受け入れられるのか。

ココ・シャネル 時代に挑戦した炎の女 (FIGARO BOOKS)

ココ・シャネル 時代に挑戦した炎の女 (FIGARO BOOKS)

 

先週からブランドを作ることに興味があって探していた。挫折したので、まずは読みやすそうな本からヒントを得ようと思った。

シャネルの生き方

偏見だが、父親譲りの各地を飛び回る遺伝傾向と、シャネルの家の貧しさや生活環境が彼女の人格を形作っているように見える。シャネルが住んでいた地域の雰囲気が分かれば、更に予想が出来そうだ。

  • 恋人(たいがいがお金持ち)となった人から、金銭面、知識での援助を受けた
  • 野心家への金銭面の援助をした
  • 熱心に学び、自分の力でお金を稼ごうと考えていた
  • 自分が築いた仕事の哲学を深く信じていた

 シャネルが打ち出した服への機能性を追求する美学や、「コピーされるようになったら本物の印」 という名言は興味深い。

事業の発展の仕方

  1. 服屋で働いているときに、秘密で顧客と契約を交わして自分で服を作っていた。
  2. 知識に触れる機会を得た後に、後ろ盾を得て店を構える。そこでは顧客となる人が大勢いて、彼女はそこで自分の流儀で服を売る自信を付けた。
  3. 次に裕福な人が引っ越してくることを聞いて、地価の高い裕福な地域に服屋を構えて、前よりも更に高い値段で独特な服をしつらえるようになる。
  4. 知り合いを通じて芸術と触れ、香水の着想を得る。

あらかじめある物を新しい見方で作り直している。

順を追って成功している。どこかで踏み間違える可能性はあったが、踏み間違えても再挑戦できる範囲で行われているように見える。

気になること

ワンマン社長なので安定性を考えると少し不安に感じる。

仕事への信頼感は確かだが、恋や人間関係で不器用さも相まって苦労している。

「選択の科学」を読んだ

選択と言われると、なるべく系統だって行いたい。買い物に行くときは先に買うものを決めてから店に入る。前は時間がかかっていたけれど、意識して直してからは選択に時間がかからなくなった。

選択の科学

選択の科学

 

自己認識は変わっていくもの

わたしたちは一貫性のある人間像を作っていきたい。だが、別の行動を取ってしまう時もある。この時に自己矛盾を感じないようにする方法として挙がっていたのが興味深かった。自己矛盾を防ぐことで生活への満足度を高める。*1

  • つじつまの合う話を、新しく作り出して過去を作り変えてしまう。昔の記憶を忘れて上書きを行うと幸せの度合いが高いようだ。
  • 真実、道徳律、理想と言った抽象的な概念によって、自分の行動に意味づけをする。何か細かい変更があったとしても、状況に応じて概念を適応するので遠目から見ると一貫している。ただし、大まかな指針の変更がある場合は世間に伝えた方が良いらしい。*2
  • 昔からずっと同じ自分でなくても、自分であることに変わりわないと認識する。

新しい話を作り出すと聞くとある話を思いだす。事故で足を失ってしまった人が、新しい自分の生き方を語ることで生きる活力を見い出す話だ。当時は見えていなかった価値観をわたしは手に入れることが出来た、と前向きに作っていく。同じように挫折した時には、新しい物語を語ってみるのが良いかもしれない。小さな挫折でもそうだろう。こういう場面では、小説を読んでいる人の物語の引き出しが強いと感じる。それと、もし身近に物語が見つからなくて困っている人が居たら、手伝うのも悪くないかもしれない。押し付けるのではなく、引き出す形かな?

本心では望んではいない行動と自己像

人から見たときの自分の評価と、自分でつけている評価は違っている場合が多いので、長く付き合う人との認識の誤解は出来る限り一致させておきたい。

しかし、自分の自己像を守るために本当にしたい行動ではなく、別の行動を他人の前では選んでしまうときがある。

その時に大事なのが、自分を実際よりよく見せたいという誘惑に屈しないことだという。研究でも自分の選択を人に合わせて行った時よりも、流されずに選択をしたときの方が満足度が高かった。

2年前はこの仕組みを知らなくて、合わせることの方が多かったけれど自分ルールを設けてからは満足度が高いように思う。服を買うときは青>白>黒>緑から選ぶようにしている。食べ物はラーメンとジャンクフードは食べないようにしている。これが2年くらい続くと達成感があった。

人柄をさすもの

「あなたの人柄はなんですか」という自由な回答を得る面接では、面接官が自分と性格や興味が似た応募者にだけ興味を見出して、それを裏付けるための証拠を集めたり質問を作るようになる弊害があったりする。

それを避けるためには、仕事のサンプルを入手して評価するとか、具体的な状況に陥った時にどう対処するのかを質問するほうが良い。

通常の人間関係でも同じようなことが言えそうだ。新しく知り合った時に、すぐに仲良くなるには具体的な状況を思い浮かべてもらって、どのような行動をとるのかを聞き合ったりすると良いのかな。

使える直感と、そうでない直感

以前に経験したものと似ている状況であれば、直観は役に立つ。専門家が、その専門分野で直観を活かして物事を解決していくのがそれだ。向上するために、行動を観察して批判的に分析し続けると見えてくる。

教授に教授が知らない研究分野の話をする時、数式を見せたら直感で理解してくれるので、数式がものごとを語るうえでの共通言語なんだなと実感する。

専門分野外でも被っている分野なら、自分の知識を活かして理解を進めることが出来るのだろう。

選択肢が多いのなら、分類して分けまくればいい

人は選択するものが7個以上に増えると、ストレスを感じてしまい選択をしたくなくなるようだ。こういう時はものを分類して選択を絞っていくことで選択を気楽に出来るようになる。分類の数が多いのは問題ない。

商品をお客さんに勧めるときには、商品の性質で分類することから始めたのを思い出す。「あっさりした味が良いですか?濃いのがいいですか?」と言ったのからどんどんと選択肢を削っていき、さいごに2、3卓に絞る。注文を決めるのがこちらも楽だった。

これは普段の生活でも適応している。前に分類しておくと次に選ぶときに更に楽になるので、分類する癖をつけるとすべての選択が楽になる日が来るのではなかろうか。

他、参考

www.ted.com

気になった人、こと

ポールエクマン教授

「絶対に見てはだめ」と言い聞かせ、大事そうな本に見せて子供に好奇心を与える。

 

*1:就職先を選んだ当時の理由、何年か経ってもう一度聞いた就職の理由を比べていた。

*2:気を付けよう。

「頭のでき」を読んだ

頭の良さは遺伝なのか。環境なのか。現在はどちらの影響もあると考えられている。この本は、遺伝だと諦めずに環境を良くしていこうという目線を持たせてくれる本だ。

心理学者が書いており、学校教育や自主学習の方法へのヒントが得られた。

頭のでき―決めるのは遺伝か、環境か

頭のでき―決めるのは遺伝か、環境か

 

前半は「知能は生活環境によって依存する側面もありますよ。」と語っていた。

「遺伝によって完全に左右される」と強調している研究に対して、矛盾する研究結果があることや研究によって結論づけられた論理が間違っている点を指摘している。優生学の暴走で起こった悲劇が再び起こらないように、釘を刺しているんかな。

家庭環境による知能向上の差

こどもの頃の家庭環境がひどく、知能が向上する時期に知的な刺激が足りていないと成長時に知能発達が遅くなると繰り返し注意し、色々な研究結果からの考察で教えてくれる。また、幼児期に知的な活動をした場合に知能が向上する研究も取り上げている。

大学でも幼児教育の授業を受けていたのである程度は知っている事実であった。赤ちゃんが居て喋りかけてもいい場面なら、たくさんの語彙を使ってみるといいようだ。やってみよう。

大学で学ぶことで知能の差が埋められる

これは研究対処になったアメリカ地域の話なので、日本ではまた違ってくるのだろうかと考えている。

話に上がっていたのは、黒人が「黒人は勉強できない」というステレオタイプ(固定概念)に高校では感化されてしまう。だが、大学ではそれに対して比較的対抗しやすいからだと理由づけていた。

大学に進む人では、「知能は遺伝ではなく、努力によって獲得するもの」と捉えている人の割合が多いのかもしれない。生活で関わる周りの人が持っている、知能に関する捉え方が大事だと推測できる。

東洋文化で栄えるには

東洋文化は西洋に比べて、家族や集団を大切にしたり協調性を重視する文化が根強いようだ。同調圧力があって、もしその圧力が正しい方向を指しているなら良い効果を発揮するかもしれない。

著者は、ユダヤ人に成功者が多い理由として「同調性」と「知的価値を重視する」を挙げていた。東洋文化には「同調性」がもともと備わっているので、「知的価値を重視する」ことで多くの成功者を排出するかもしれない。

効果的な指導法、1on1

  • コントロール感を持たせる
  • 能力の範囲で挑戦させる
  • 生徒に自信を持たせる
  • 好奇心をもたせる(ヒント:ソクラテスの問答法)
  • 文脈を与えて関連付けさせる

 誰かに物を教えるときに心がけてみよう。とは言え実践あるのみか。脳内シミュレーションで思考実験してみるのもいいかもしれない。メンタルモデルをあらかじめ設定しておこう。

共同学習

効果的な学習として、2つ取り上げられていたが片方が気になったので取り上げた。

共同学習:2人で学習するスタイルだ。1人が学んだことを教える役となり、もう一人が生徒役になる。これを交互に入れ替えることで学習していく。

自分の言葉で置き換えて記憶すると定着が早まる。学習に関する研究が多く紹介されていて、実践に役立つ本としては下のがお勧め。

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学

 

さいごに

学習に関する知識を提供する本として、興味深い考察が展開されていた。前半では遺伝によって知識が決まってしまうことを否定してくぎを刺し、後半では教育に関する研究を著者の直感と考察によって推理していた。

すべての子どもの親が、知能を向上させる術と選択肢を知っていたら教育の仕方や環境整備も変わるのだろうか。個人的な問題の側面と、政治的、社会的な側面、地域的な側面で考えていく問題だと感じる。

個人で出来ることを考える。「知能は遺伝によって完全に決まる」と言う誤解を解く。勉強がしやすい環境や作業がしやすい環境のデザインの在り方を考えたり、工夫したり配慮していく。こういった取り組みで知的価値を重視した取り組みをしていこう。*1

*1:毎回同じ話を言うのではなくて、アレンジを加えたり話内容を増やしていくことで幅を持たせると飽きないかな。

それを考えると、教師という職業や教え続ける業務は、同じ発言の繰り返しばかりで、自分の発言に対して自分が飽きてしまいそうだ。関連話を集合知として取り出しやすく管理して、提供したら教えるのが更に楽しくなるだろうか。

例えば、ある業務を覚えてもらうときに、過去に起きた失敗の話集や成功体験談をあらかじめ集めておいて、業務作業を教えるときに幅を持たせる。

子どもに教えるときの例えを、全国規模で収集することで、違う都道府県の話題を入れて視野を広めてもらうとか。別の話題と関連させて覚えやすくする。

時間がいっぱいあったら何読むか。近況

順調にいけば2年後に就職する。その時に、どんな基準で本を読むだろう。

金銭的な縛りもなく家で誰かに干渉されるでもなく本を読めれるとして、何を読みたい何を知りたいのか想像してみる。時間的な縛りはある。

・・・

想像してみると、何でもいいと気づく。その時の気分で良い。自分の流行に乗ったものを片っ端から読んでいこう。関連する本を片っ端に読むと理解が早まるのは分かった。小説の場合は、小説が好きな親しい人から厳選してもらったものとかなら読む。それ以外は読まなくていいかな。

好意を寄せている知人にたまに助言を求めると、良いツボを押して鼓舞してもらうことが多いので参考になる。そのまえに自分で気づけたらいいのだけど、そこは人脈の利を生かすようにしよう。他の人からしか見えない特徴もあろう。(もしくは何かの策略にひっかけているのかもしれないが。)

 

最近は図書館の最新棚にあった「ブランド」と「残業ゼロ」の本が気になって読んだり、世界の政治の仕組みを読んだり、日本人口の移り変わりとかをペラペラ読んでいる。読んでも次の本に進めない。物足りなさを感じる。もう少し本のジャンルや選択の仕方に変化を付けていこう。

 

何だろう。レトリックの本も楽しみにしていたのに後半から読めない。利き本が出来てない。自分の経験値が足りなくて直感が磨けてないんだろうな。こういう日もあるだろう。また本屋にでも寄ろう。中古本を取り寄せよう。

習慣の好子に気づきたい

前回に行動分析学の本を読んでから、自分の治したい習慣が持っている好子が何なのかを当てたいと考えている。好子とは、行動をしたときに得られる報酬のようなものだ。

例えるなら、わたし達が食事を多く食べてしまう理由は「美味しい=好子」があるから食べてしまうという、目的に当たる。食べ物が不味ければ「嫌子」となって食べ過ぎることはなくなる。(別でご飯を用意するのなら違うけれど。)

一週間の評価

前回に今年の目標を決めてから、この1週間を評価して更に良い習慣にしようと考えた。PDCAのCAの部分が足りていないように思えたので、前向きに評価して直していこう。

september36.hatenablog.com

 

実況動画を観たりネットサーフィンをする時間

これを何とかしたい。面白そうな動画や知的好奇心を満たすのなら良いのだが、それにどのくらいの意味があるのか。それ以上に有意義な時間の使い方はないのか気になって仕方がない。ただ、前からしているから続けているという習慣だと考えている。

行動を辞めたいときには、別の「好子」によって入れ替えてやればいいと書いてあった。また、頭の中で考えることも行動に含まれると書いてあった。(メンタルモデルの作成は他の本でも書かれている。)

動画の映像に変わるもの

動画や画像は印象に深く残りやすく、インパクトがデカく脳内から発せられる報酬もデカいのだと想像できる。だとしたら、はじめのうちは「画像」の鑑賞時間に変化させてみるのも良いかもしれない。
そののちに、文字媒体へと変化させて読書時間を更に多く取るようにする。挿絵のある本が良かったりするのかな。

動画の音声に変わるもの

わたしは音フェチなので、低く渋い声に惹かれているのだと想定する。声なら何でもいいわけではなく作られた声や技巧を凝らした発声に惹かれる。どうやって声を出しているのか分からない。現実とは違う一面を魅せる、それでいて普遍的な声は娯楽のジャンルに成りうる。

これは洋楽を聴きながらになるか。。。と思ったけど、それは集中力が持続しない。歌を聴きながらだと、ついつい口ずさんでしまうので難しい。

最近はトランスやEDM、サイケミュージックも聴いていこうと模索しているので、ここら辺をBGMにして作業したら捗りそうだ。

動画の内容に変わるもの

自分は動画構成の何に惹かれているのか。これが一番重要だ。分かれば、いよいよ別の好子へと変化させられる。

観ている時の自分の感情に着目する。爽快感や安心感と言った感情が多い。また、チームを応援しているときの感情に近い。

ゲームの中で魅せる、「倒す。解除する。ゴールする。」と言った文句に惹かれている。スポーツを観戦しているのと似ている。*1誰かと同じものを応援している共感を得たいからでもあろう。

応援したいものは何か考える

具体的に挙げてみる。知識の環を広げようとする組織だろうか。TEDがそれに含まれる。*2

TEDを見る習慣は去年に「身に着ける」と言ってから実行できていない。EDMを聞きながら再度挑戦してみよう。今度は前よりも「好子」だと脳が勘違いして続きやすくなるだろう。

まだ物足りなさを感じる

感情的になる遺伝子を受け継いでいるのは、両親を観察しても気づいている。

早急に、感情を発散させるような観察対象が欲しい。それでいて害がなく、自分を向上させてくれるものが良い。早急さを考えると、TEDも1.5倍速の早送りで聴いている方が楽だ。

 批判性だけではなく、創造性を刺激するものがいい。なんだろう。猫がちらつく。猫を飼っていると創造性が増すという研究~~

う~~む。まだ分からない。考えておこう。何が自分の欲求を満たすのだろうか。取りあえず、TEDの取り組みは、上手く脳を騙せそうである。

*1:どうやったら他のものに同じ楽しみを見出せるだろうか。前であれば、将棋をひたすら指すという方法を挙げていたかもしれないが、今は趣味のボードゲームと言う広い枠の一つに収まっている。そればかりしていても、これから作ろうとしているものには意味が薄い。

*2:一生を本を読んで学びながら生きたい。また、知的好奇心を満たすことで不安を拭い去りたい。知識が豊富だと、食物が豊富にある倉庫を自分が持っているようで心強い。ただ、知識は時間と共に使えなくなってしまう、生ものでもあるので、食物のように品質管理も大事だ。